このコーナーについて > ナスを使ったイチゴのエキ病簡易検定法 |
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ナスを使ったイチゴのエキ病簡易検定法今、イチゴ農家で大変喜ばれている話題です。 エキ病 (佐賀県農業センター) 萎ちょう、立枯れをおこした株のクラウン部を切断し、その横断面の症状を観察。 もしも褐変が外側から中心部に向かって進んでいれば炭そ病かエキ病、導管部を中心に褐変が広がっているようならイオウ病だという。 これでまず、炭そ病・エキ病かイオウ病のグループに振り分けられる。
次にエキ病の判別だが、なんと、ナスを使う。 イチゴのエキ病はナスにも感染して綿エキ病を発生させることから発明されたユニークな簡易検定法だ。 <やり方>褐変部から4〜5mm立方の小片を数個切り 取り、カミソリで切り込みを入れた新鮮なナス(市販のものでよい)に埋め込む。 ポリ袋にナス果実と、湿度を保つため湿らせた綿を入れ、25〜35度(夏場の室温)に置く。 2〜4日後に小片を埋め込んだナス果実が褐色になって腐敗し始め、そこに白いカビが生えればエキ病。 炭そ病などほかの病気の場合は、白いカビは生えない (佐賀県農業センター・松崎原図) 詳しくは、当電子図書館でこの記事をご覧ください。 現代農業---------- 2005年6月号 困った病害虫対策相談室 2005年版 イチゴの立枯れ
農業総覧----------
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