基礎理論・基礎技術からしっかりと調べたいというときにはこちらからどうぞ。
関連分野をほぼ網羅し、かつ個別テーマを深く掘り下げた「土・肥料」に関する専門事典として定評のある『農業技術大系』の各巻にご案内します。
最新研究成果と先進農家・産地事例を体系的に構成し、作物を超えた幅広い技術課題に応えます。
分泌物を出して土のミネラルを溶かすなど根は土に積極的に働きかけて生きている。その分泌物をエサとして生きる根圏微生物のありようは根の活力や土壌病害の発生に大きな影響をもたらす。作物と土の接点、根とそのまわりの環境から栽培、土壌管理のあり方を考える。 → 目次へ
光合成やチッソ栄養を生育の動力とすれば、生理活性(植物ホルモンなど)は生育を制御するハンドルに当たる。新しい生育・生理の見方からストレス耐性、品質向上、わい化などのメカニズムを解明し、環境制御技術の課題を追求する。 → 目次へ
各地の多様な土壌の性質、銘柄産地や伝統農法にみられる土の生かし方、各作物の原産地の土と環境条件などより、現代の適地論と土壌改良の課題に迫る。 → 目次へ
自分でデータを読みとるための知識とともに、土壌溶液診断、迅速養分テスト法など、農家が自分でやれる新手法を紹介。さらに地上部の栄養診断、微生物診断、水質診断などの新分野から、複雑化する生理障害の診断と対策までを網羅。 → 目次へ
土壌悪化の実態とそのあらわれである土壌病虫害発生のメカニズムを整理し、拮抗微生物利用などの最新技術情報とともに、産地での対策実例を丹念に追跡。樹園地転換畑などでの品質向上と生産安定にむけた土壌管理の方法も充実。 → 目次へ
土質、水分、地温、施肥位置などで肥効のでかたは変わる。肥効の変動要因と程度を整理し、効率的な施肥法の基本とともに、作物別に養分吸収特性、生育のすすみ方と肥効との関係、施肥技術の実際を示す。 → 目次へ
化学肥料、土改剤、有機質肥料、各種の用土から微生物資材、微量要素肥料、ゼオライト、炭、木酢、米ヌカなど話題の民間資材まで、短所を含めてその特性、利用法を解説。有機物利用の工夫も満載。 → 目次へ
各種の病気、障害を克服し、高品質生産を実現している農家の土壌・生育の診断法と土づくりの技術を丹念に描く。 → 目次へ