県西部の男鹿《おが》地区では、じゃがいもをあんぷらと呼び、もち状に加工したものをあんぷらもちと呼んでいます。あんぷらの由来は諸説ありますが、オランダ語でじゃがいもを意味する「アールダップル」が変化したと考えられています。米どころの秋田において、男鹿地区は昔から漁業が中心で、平地が少なく大規模な稲……