転作ダイズ省力多収シリーズ第2巻 初期生育で決まる省力多収栽培
コンバイン収穫段階に入ったダイズ栽培。その指針「ダイズ10・300運動」(10aあたりの作業時間10時間以内でかつ単収298kg以上)を実現する省力多収技術・地域対策を紹介し、転作ダイズの拡大・定着を推進するビデオ。「基本技術」から、より現実の実態に踏み込んだトラブル回避の「技」まで、コンバイン時代のダイス栽培には欠かせないポイントを解説。全3巻シリーズ。第1巻「転作ダイズで地域を豊かに」、第2巻「初期生育で決まる省力多収栽培」、第3巻「コンバイン収穫実践マニュアル」。
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内容解説
適期播種でも低収!その原因は湿害発芽。黄色双葉の発芽は生育遅延・雑草繁茂促進・生育不足の低収ダイズを決定。多収の土壌環境づくりの視点から播種・培土・施肥を点検し改善対策や不耕起栽培など新技術を提案。内容:●多収ダイズの基本は初期生育量確保と秋まさり/収量構成要素から見た多収生育コースの目標は総莢数の確保/省力時代の総莢数確保対策は、苗立ち数が確保され秋まさりの生育になる事●適期播種・苗立ち率100%で安定300㎏を実現する方法/種時の天候に応じて播種深度を変え発芽不良を防ぐ(佐賀市)/表面排水で、雨でも播種できる不耕起播種栽培(佐賀農試)●秋まさりの肥培管理/基本は地力(窒素)のアップ。施肥の役割は、根粒の活性化/緩効性肥料の培土期追肥効果で、初期生育不足を回復させる(福岡・大和町)●初期生育
作品紹介
- 制作年
- 2001年
- 協力
- シリーズ全3巻共通●生産者:白井義光(農事組合法人 神谷生産組合)/細川梅一((有)ホープイン中沢 )/新田国夫((有)ワークシステム)/内藤由美子((有) ドリーム岩塚)/藤丸オサム(福岡県三橋町百町地区機械利用組合)/大石利男(佐賀市見島地区営農組合)/●研究者:有原丈二(農業研究センター 作物生理品質部 豆類栽培生理研究室)/杉山隆夫(生研機構 )/●指導機関:犬塚秀一(北海道立中央農業試験場)/高橋義雄(北海道立中央農業試験場)/三原実(佐賀県農業試験研究センター)/平田めぐみ(北海道 空知中央地区農業改良普及センター)/伊藤康博(福岡県南筑後地域農業改良普及センター)