焼き米は未熟米を釜で炒ったものです。お湯を注いでやわらかくして食べるもので、炒ってあるので香ばしく、やや歯ごたえがあり、噛めば噛むほど米のうま味や甘味が感じられます。田んぼの水口《みなくち》(水の入り口)は水が冷たく、生育が遅れて青い稲になります。県北部にある三次市三和《みわ》地区では「とれる米……