第1巻 日本の稲作/生理・生態


イネ(基本編・基礎編) カラー

カラー口絵

基本編

日本の稲作

日本農業とイネ

I 日本稲作の実態

II 日本の風土とコメ

日本型稲作の成立

I 伝来と北進

II 日本型稲作の出現

わが国の稲作農法

I 稲作技術体系の発展

II 田植え‐根刈り‐稲扱きの作業様式

III 穀作対象の浅耕多肥体系

IV 水稲単作経営と前近代的農法

食糧としてのコメ

I 自然資源利用とコメ

II コメの栄養

III コメの食べ方

コメ増産の意義

I コメの近代的商品化(昭和14年まで)

II わが国経済大転換期のコメ増産(昭和15〜35年)

III 高度経済成長期の米増産(昭和36〜44年)

IV 食糧総合自給率の低下期(昭和45年以降)

わが国の食料供給力−世界の各地域との比較

稲作技術史

I まえがき

II 江戸時代の稲作技術

III 明治時代の稲作技術

IV 第一次〜第二次大戦期の稲作技術

V 戦後の稲作技術(1)

V 戦後の稲作技術(2)

世界の稲作

世界の稲作動向

アジア・アフリカ稲作の多様性と発展

熱帯アジアの稲作

アメリカ合衆国の稲作

アフリカの稲作

マダガスカルの稲作―集約的水稲栽培法SRI

水資源の節約と多収穫を両立する技術エアロビック・ライス法

食糧問題と日本の稲作

I 米は余っていない

超多収米の可能性と栽培技術の検討

超多収イネ育成の背景と現状

超多収イネ品種の条件

登熟を支える態勢と根の活力

超多収イネの有望品種系統

タカナリの特性と栽培技術

アキチカラの特性と栽培技術

水稲多収品種の安定栽培技術−水稲多収品種の収量ポテンシャルと多収要因

水稲多収品種の安定栽培技術−北海道

水稲多収品種の安定栽培技術−東北地域

水稲多収品種の安定栽培技術−関東地域

水稲多収品種の安定栽培技術−中国地域

水稲多収品種の安定栽培技術−西南暖地

鶏糞堆肥施用がモミロマンの窒素吸収と乾物生産に及ぼす影響

籾数の窒素施肥反応からみた水稲多収品種の限界収量

基礎編

イネ=植物特性と起源・分化

I 植物としてのイネ

II イネの起源と分化

イネの形態と発育

I 種子と発芽

II 苗の生長と苗質

III 移植と活着

IV 葉

V 茎

VI 分げつ

VII 根

VIII 穂の分化と発達

IX 出穂と開花・受精

X 登熟

イネの生理作用

I 生育相と生態・生理反応のとらえ方

生態・生理反応による品種の性格づけ

寒地環境での生育相と生理反応

暖地環境での生育相と生理反応

葉面積指数の経過と生育

エージングからみた生育相と生理反応

自然農法での生育相と生理・機能‐解放状態での生育・生理

土壌のタイプによる生育相と生理・機能

有機物連用田での窒素供給の特徴とイネの生育

深水による生育相の変化─草型・分げつ・茎質・根系─

イネのアレロパシー活性を利用した雑草制御の可能性

II 苗の生育と生理反応

苗のタイプ(形態)のちがいと生育生理‐生育過程と生理的変化の過程

育苗条件と生育相・生理反応 (1)播種密度と苗質

育苗条件と生育相・生理反応 (2)床土量,施肥法などと苗質‐育苗に影響を及ぼす複合的要因

育苗条件と生育相・生理反応 (3)温度管理

種籾の質と生育・生理

III 養分の吸収特性

元素の吸収と作用 (1)窒素

元素の吸収と作用 (2)リン

元素の吸収と作用 (3)硫黄

元素の吸収と作用 (4)カルシウム,ケイ酸

元素の吸収と作用 (5)腐植物質(フミン酸)

元素の吸収と作用 (6)有機養分の吸収と体内代謝

元素(N)の葉面吸収

各種条件と養分吸収の変動(1)

各種条件と養分吸収の変動(2)

各種条件と養分吸収の変動(3)

IV 水分の吸収と蒸散

排水組織と表皮細胞の構造(水孔)

生育ステージと水分生理の変化 〈生育初期〉 (1)苗の気孔開度と耐冷性

生育ステージと水分生理の変化 〈生育初期〉 (2)生育初期の水ストレス抵抗性

生育ステージと水分生理の変化 〈生育中期〉 (1)水ストレスと光合成

生育ステージと水分生理の変化 〈生育中期〉 (2)フェーン現象と水分

生育ステージと水分生理の変化 〈生育後期〉

V 葉の機能と生理

葉の一生と機能の変化

イネ体の部位,生育と光合成能

栽培条件と光合成‐その多様性と統一的理解

VI 分げつの機能と生理

主稈と分げつとの関係 (1)連絡系の構造と生理機能

主稈と分げつとの関係 (2)稚苗での分げつの消長

分げつ茎の発育とその生理的制御

節間の発育制御

分げつ茎の形質と子実生産力

VII 根の機能と生理

根の機能と生理 (1)養水分の通路とその構造

根の機能と生理 (2)生育段階と根の生長

根の機能と生理 (3)栽培環境と根の生長

土壌環境と根の活性

根群と収量

根群と収量 (3)根量と収量との関係

根の生育量の推移と収量・品質(コシヒカリ)

根のホルモン生産

イネの過湿土壌への適応に貢献する根の解剖学的特徴

VIII 穂の機能と生理

穂の形成と発育

物質蓄積系の構造と生理機能 (1)養分の変換・蓄積の微細構造

物質蓄積系の構造と生理機能 (2)養分の転流・変換の生理的制御

穂への物質の蓄積

ソースとシンクとの相互関係と物質生産

イネの生産生態

I 水田生態系

II 立地と生態

III 栽培と生産生態

イネの品種生態と品種選択

品種選択の戦略

出穂期の早晩と作期

収量決定要素

病害虫抵抗性

耐冷性

直播適性

食味と品種

育種の動向と展望

イネの品種生態と品種選択/主要うるち品種の特性と栽培法

主要うるち品種の特性

農林22号(良食味・いもち病強)

ハツシモ(大粒・食味極良)

中生新千本(多収・良食味・直播適性良好)

黄金錦(いもち病抵抗性強・品質良)

越路早生(早生・良質・良食味)

アケボノ(安定多収・食味極良)

松山三井(晩生・大粒・良食味)

コシヒカリ(極良食味・障害型耐冷性極強)

ヤマビコ(いもち強・良食味)

秋晴(いもち病抵抗性強・秋落ち抵抗性強)

ササニシキ(良質・極良食味)

日本晴(良質・強稈・広域適応性)

ヤマホウシ(いもち病強・良食味)

クジュウ(強稈・多収)

チドリ(極早生)

トドロキワセ(多収・いもち病抵抗性・耐冷性強)

トヨニシキ(いもち病抵抗性・良質)

レイホウ(晩生・良質・酒造(掛け米))

キヨニシキ(安定多収・良質)

アキニシキ(良質・登熟良)

コガネマサリ(外観品質良・いもち強)

フクヒカリ(早生・大粒・極良食味)

ヤマヒカリ(多収・良食味)

初星(早熟・強稈・良食味)

ひょうごわせ(極早熟・良質)

新潟早生(早生・短強稈・多収)

オオセト(大粒多収・酒造用掛け米として好適)

シンレイ(耐倒伏性極強・良質)

黄金晴(良質・強稈・多収)

ミネアサヒ(食味極良・耐倒伏性強)

むつかおり(短強稈・多収・食味良)

ながのほまれ(耐冷・多収・品質極良・良食味)

ニシヒカリ(短強稈・良質・白葉枯強)

ホウレイ(対冷性強・いもち病抵抗性強)

ナツヒカリ(極早生・良品質)

ゆきひかり(耐冷性強・食味やや良)

あきたこまち(早生・食味極良)

たかねみのり(早生・耐冷性強・良質)

むつほまれ(耐倒伏性強・多収・良質)

能登ひかり(食味極良・大粒・高搗精歩合)

月の光(縞葉枯病抵抗性・強稈多収・直播適性大)

チヨニシキ(多収・良食味)

みほひかり(多収・いもち病耐病性強・直播適応性大)

アスカミノリ(多収・良質)

ミナミヒカリ(外観品質良・多収・白葉枯強)

空育125号(登熟良・耐冷性やや強〜食味やや良)

やえこがね(耐冷性強・良品質・良食味)

あいちのかおり(食味極良・旭米由来の良質大粒種)

朝の光(縞葉枯病抵抗性・強稈・良質)

きらら397(良質・良食味)

つがるおとめ(食味良・耐冷性強)

はなの舞(早世・耐冷性極強・食味良)

キヌヒカリ(耐倒伏性強・食味極良)

せとむすめ(登熟良好・安定多収)

ひろひかり(極早生・多収)

コイヒメ(耐冷性強・多収・食味良)

ゆめみのり(良質多収・縞葉枯病抵抗性・晩生)

ヒノヒカリ(極良食味・草姿良)

ヒゴノハナ(短強稈・外観品質良)

ゆきの精(良質良食味・熟色良・多収)

葵の風(縞葉枯病抵抗性・強稈多収・直播適性大)

あじまる(良質良食味・倒伏強・いもち病強)

ときめき35(多収・耐倒伏性やや強・良食味)

吉備の華(短稈・耐倒伏性強,良質・良食味)

せとこがね(耐倒伏性強,良質・良食味)

ひめのまい(耐倒伏性強・良質良食味)

ユメヒカリ(晩生・極良食味)

佐賀1号(早生・極良食味・耐倒伏性やや強)

ミヤコ95(良食味・いもち強・白葉枯強)

彩(あや)(低アミロース,良食味)

ヤマウタ(耐冷性強・耐倒伏性強・良食味)

あきた39(多収・良質,耐倒伏性強)

どまんなか(中生・耐倒伏性強・食味極良)

はえぬき(耐倒伏性強・耐冷性極強・食味極良)

雪化粧(中生,多収,酒造掛米用途向け)

ひとめぼれ(耐冷性極強・食味極良)

はぎのかおり(香り米・多収)

ハナエチゼン(早生の早・耐倒伏性やや強・極良食味)

こころづくし(強稈・多収)

吟おうみ(良質・多収・酒造適性良)

はつなのり(極早生・良質・良食味)

きたいぶき(直播栽培向け・良質・良食味)

まいひめ(耐冷性強,食味良)

吟の精(吟醸酒用大粒・多収酒米)

ふくひびき(超多収・他用途に適)

こころまち(耐冷性強・良質良食味・いもち病強)

わせじまん(極早生・登熟良・良質良食味)

新潟19号(極早生・耐冷性強・食味良)

ほほほの穂(食味極良,高品質,強稈)

彩の華(さいのはな)(安定品質・極早生・良食味)

あかね空(縞葉枯病抵抗性・良質・穂発芽性難)

いなひかり(いもち病抵抗性強・食味極良)

つぶより(中晩生・良食味)

よかほなみ(晩生・良食味)

ヒノクニオトメ(良食味・耐倒伏性強)

なつのたより(極早生・耐倒伏性・良食味)

かけはし(良食味・耐冷性強)

ゆめさんさ(良食味・登熟良)

ササニシキBL(ササニシキのいもち病真性抵抗性多系品種)

ゴロピカリ(食味極良・大粒・縞葉枯病抵抗性・耐倒伏性強)

祭り晴(食味極良・縞葉枯病抵抗性・穂発芽性難)

土佐錦(酒造用掛け米に好適)

あきろまん(品質極良・食味極良・多収性)

めぐりあい(多収性・醸造(掛米)特性極良)

夢つくし(食味極良・穂発芽性難・強稈)

ゆきまる(早生・食味良・耐冷性やや強〜強)

ユメコガネ(耐冷性極強,食味良)

はまゆたか(耐冷性極強,いもち耐病性極強,食味良)

でわひかり(早生・耐倒伏性強・良質)

どんとこい(極良食味・多収・耐倒伏性強)

こいごころ(極良食味,穂いもち強,縞葉枯病強)

おとめごころ(極早生・耐倒伏性強・良質・食味良)

大分3号(農林22号の短稈品種,食味良)

ほほえみ(早生・極良食味・穂発芽難)

きらり宮崎(極早生・極良食味)

信交475号(極良品質,長粒・多収品種)

静系75号(穂いもち抵抗性中強・耐倒伏性強・良食味)

岐系108号(耐病性極強・食味極良)

飛系53号(耐冷性強・高品質,醸造用掛け米適性良)

ほしのゆめ(耐冷性強・食味良)

おきにいり(いもち病に抵抗性・良食味)

ゆめあこがれ(穂発芽性難・食味極良・安定多収)

かりの舞(強稈草姿良好・食味極良・直播適性)

まなむすめ(耐冷性強・耐病性・良質・良食味)

あきげしき(強稈草姿良好・食味極良・穂発芽性極難)

あわみのり(良品質・食味極良)

ゆめおうみ(耐倒伏性強・いもち病抵抗性強・良食味)

ふさおとめ(耐冷性・高温登熟性に優れた早生・良食味)v

あさひの夢(縞葉枯病抵抗性・良質・良食味・多収)

ほしたろう(早熟・良食味)

つがるロマン(耐冷性やや強・良質・良食味)

ゆめひたち(耐倒伏性強・食味極良・極良質)

こしいぶき(高温登熟性に優れる早生・食味極良)

いただき(耐倒伏性強・穂発芽性難・食味極良)

あいちのかおりSBL(縞葉枯病・穂いもち抵抗性・準同質遺伝子系統)

夢しずく(外観品質良,極良食味)

森のくまさん(食味極良)

めんこいな(良質・良食味・安定多収)

晴るる(良食味・良質・安定多収)

ゆめあかり(耐冷性強・良質・良食味・早熟)

みえのえみ(耐倒伏性強・早生・良質・良食味)

あきさやか(極良食味・多収・暖地向き晩生品種)

つや姫−倒伏に強く,味が優れ,炊飯米が白い

北海道における良食味米育成の経過とねらい

笑みの絆−高温耐性に優れ寿司米に向く

「コシヒカリ新潟BLシリーズ」の開発と普及

イネの品種生態と品種選択/もち米,新形質米,酒米の品種選択

もち米の品種選択と加工適性

もち米の品質,加工適性と品種選択

酒米の品種生態と酒造適性

楽風舞−清酒と泡盛双方に向く酒米品種

新形質米の品種生態と選択

新形質米の品種開発の動向と生産・流通

低アミロース米

ミルキーサマー

高アミロース米

低アレルゲン米

低グルテリン米

巨大胚米

香り米

有色米

リポピシゲナーゼ欠失米

大粒米・小粒米

超多収米

その他新形質米

新潟県における新形質米の開発と普及

ミルキースター−ムギ跡栽培に最適な低アミロース米

地域別主要品種の特性

米の機能性と利用

低アレルゲン米