「現代農業」「季刊地域」の用語集

カニガラ

かにがら

 カニの殻。粉砕して肥料にする。チッソやリン酸とともに、カルシウム、マグネシウムほかの海のミネラルも豊富だが、さらに特徴的なのはキチン質を豊富に含むこと。  カニガラはキチン質を好む放線菌の急速な繁殖を促し、その放線菌はキチナーゼという酵素を分泌して、キチン質でできている病原菌の表皮細胞壁を分解する。こうしてフザリウム病などの土壌…

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