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検索結果:956件のデータが見つかりました。

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    旬野菜のぬか漬け(埼玉県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 65ページ

     米ぬかに塩、水を混ぜて発酵させたものを漬け床として、野菜を短期間漬けたものがぬか漬けで、独特の香りが特徴です。 聞き書きの調査地である加須市、埼玉県東部低地は利根川の中流域に位置し、年間を通じて野菜が多くとれるため、保存食の必要がない地域でした。昔から物資の流通もさかんだったので、冬季に保存を目……

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    あちゃら漬け(福岡県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 67ページ

     福岡の夏の料理で、とくに人が集まるお盆の時期につくられ、仏様にお供えしたりお盆参り客にふるまわれます。甘味と酸味、野菜の旨みと味のバランスがよいピクルス風の料理で、名前はポルトガル語で漬物を意味する「アチャール」に由来するとも、「あちら(外国)」がなまったともいわれます。 材料は歯ごたえのある夏……

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    ゆべし(長崎県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 102ページ

     壱岐は、長崎県北部に位置し、福岡県と対馬市の中間地点に浮かぶ離島です。ゆべしは庭先に植わっているゆずで昔からつくられています。ゆずの皮を佃煮風に煮た保存食あるいは調味料で、昔から各家庭の食卓に欠かせません。 つくるのはゆずが色づく11月頃。長く保存できるので、たくさんつくって年中食べます。よく練……

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    しょんしょん(熊本県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 108ページ

     しょんしょんは、麦麹と大豆麹、塩、あめ(大豆のゆで汁)、しょうがや昆布を合わせて発酵させたなめ味噌の一種です。最近は市販の麹を使うことが多くなりましたが、以前は10月頃に1年分の味噌を仕込む際に出るあめと自家製の麹を使ってつくっており、家々で味が違いました。甕《かめ》などに入れて保存しておき、少……

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    雑煮(福井県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 18ページ

     味噌仕立ての汁にもちとかつお節のみの大変シンプルな雑煮です。もちも直径7~8㎝と一般的なものよりひとまわり大きいのが福井、とくに県北部の嶺北《れいほく》の雑煮の特徴です。この雑煮を毎年食べているので、たくさんの具材がのった雑煮には違和感があるという人も多いです。「味噌ともちのみで、それぞれのおい……

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    雑煮(熊本県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 44ページ

     熊本の雑煮に共通しているのは、醤油仕立てで丸もちが使われることです。具は大根、にんじん、里芋、椎茸、ごぼう、京菜、昆布、するめなどがよく使われ、縁起のよいように丸く切ります。これにちくわ、かまぼこ、焼き豆腐などが加わります。30㎝もの長さになり、長寿を願う縁起物とされる伝統野菜の水前寺もやしを入……

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    いもんこんすい(宮崎県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 45ページ

     県南西部の内陸部にある都城《みやこのじょう》では、正月には八十八夜に摘んだお茶や干し柿とともに、いもんこんすい(里芋のお吸いもの)が出される地域があります。おしゅいもん、いもんこんしゅい、略してしゅいなどとも呼ばれ、雑煮代わりにいただきます。もちは入りません。子孫繁栄を願い元日の朝は里芋を絶やさ……

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    かぶらずし(石川県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 52ページ

     かぶらずしは、正月の伝統的な料理として各家庭でそれぞれ腕によりをかけてつくり、親戚や知人に配ったものです。脂ののった能登のぶりは漬けこむとロースハムのようなピンク色になり旨みが際立ちます。かぶはより甘く上品な味わいになります。 魚と米(めし)を発酵させるなれずしとは違い、麹も加えて北陸のマイナス……

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    おひら(福島県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 85ページ

     会津地方の只見《ただみ》町にのみ今も伝わる郷土料理です。平椀に盛るので「おひら」と呼ばれます。大晦日に歳神様を迎える祝いの膳につけられます。昔の冠婚葬祭にも欠かさずにつくられました。 材料から盛りつけ方まで、すべてに意味があります。椀には「根のもの、土のなかで育つもの」であるごぼう、にんじん、長……

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    正月煮もん(新潟県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 88ページ

     大皿に盛られた煮物は、これが1人分です。大晦日の年取りから正月三日まで味わいます。長岡市内の豪雪地帯、山古志《やまこし》地区で長年つくられてきて、「正月のごっつお(ごちそう)」ともいいます。 くずれやすい豆腐だけは別鍋で煮含め、それ以外の食材は一緒に煮て味を調えて、1人分ずつ盛りつけます。具の数……

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    紅葉漬け(岩手県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 96ページ

     三陸沿岸では鮭の身とはらこ(いくら)の醤油漬けを紅葉漬けと呼びます。秋から冬にかけてつくられる郷土料理で、年末に漬けこみ、正月の酒の肴とされてきました。 鮭は太平洋から三陸沿岸の河口に戻り、川への遡上前が、脂肪がとくに多くおいしいとされています。産卵後は脂肪もたんぱく質も減り品質が落ちるので、紅……

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    正月料理(宮崎県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 114ページ

     県北西部に位置する諸塚村《もろつかそん》の料理です。村の94%は山林で、かつては林業、椎茸、茶、肉牛の複合経営が行なわれていました。 おひらと呼ばれる正月の煮しめは、春に収穫し保存しておいたぜんまい、たけのこ、自宅で栽培した椎茸、里芋、手づくりの豆腐の厚揚げ、こんにゃくが材料です。これにいわしの……

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    つむじかり(福島県・初午)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 14ページ

     新巻鮭の頭や尾と節分の福豆を炒った大豆、鬼おろしでおろした大根とにんじんなどを醤油や酒で煮てから冷まし、味をしみこませた料理です。県内では南会津郡の一部の地域だけで初午(2月最初の午の日)に食べられています。鬼おろしでおろした大根は繊維も水けもちょうどよく残り、鮭や大豆などの具材の味がよくしみこ……

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    花見弁当(広島県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 26ページ

     県内の多くの地域では4月3日は学校が休みで、近くの山に花見に行きました。子どもたちは赤と緑のようかんが入った弁当と、シナモンの香りがするカラフルなニッキ水を持って出かけます。聞き書きをした広島市南区の家庭では毎年、家族で近くの黄金山《おうごんざん》に登りました。黄金山近辺は江戸時代に、広島湾に浮……

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    お田植えの煮物(長野県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 34ページ

     田植えではいろいろな地域で似たような煮物が食べられていますが、飯山地方の煮物に欠かせないのは凍《し》み大根。凍み大根は寒さの厳しい地域で生活する人々の知恵で生み出された保存食です。凍み大根が水分をよく吸うことから、田んぼにたっぷり水が入るように、田の水に不自由しないようにという願いがこめられてい……

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    札幌まつりの料理(北海道)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 38ページ

     札幌まつりは明治のはじめから続く北海道神宮例祭のことで、毎年6月14日から16日に行なわれます。本格的な初夏の訪れを告げる行事でもあり、札幌市民最大の祭りとして親しまれてきました。 北海道神宮のお参り、山車《だし》の見物、中島公園の露店と楽しみが多い祭りですが、15日の例祭の日に家族で食べるごち……

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    おからこ(長野県・十五夜)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 59ページ

     おからこは、上伊那のおもに中北部地域に伝わる十五夜のお供えで、浸水させたもち米とうるち米をすってまとめただけの簡単な即席もちです。一説に、十五夜の頃は収穫で忙しく、もちをついている暇がなかったことから生まれた風習といわれています。翌日、汁に入れて食べますが、ほかでは味わえない独特の歯触り、食感で……

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    だぎねん祭りの料理(宮崎県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 64ページ

     日向《ひゅうが》灘に面し県中央部に位置する川南町《かわみなみちょう》は米、さつまいも、果樹、茶などの栽培とともに、畜産業がさかんです。だぎねん(駄祈念)は、地区ごとに豊作を感謝し、家内安全・牛馬安全・五穀豊穣を水神様に祈る行事です。 孫谷《まごたに》地区では毎年旧暦9月15日に行なわれます。祭り……

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    ざく煮(群馬県・えびす講)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 67ページ

     えびす講や節分などにつくる祝いの汁で、大根、にんじん、ごぼう、里芋などを大きく切り、昆布だしで煮こんで汁とともにいただきます。じっくりと煮た根菜のおいしさが溶けこんだ濁りのない汁は、寒い季節のごちそうです。 えびす講の日には「今日はおざく煮よ」と祝い膳がつくられます。新米を炊き、ざく煮、尾頭つき……

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    干し魚入りの煮しめ(岩手県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 88ページ

     煮しめは県全域でつくられる行事食で、大晦日の祝い膳をはじめ節句、冠婚葬祭などに欠かせません。用いる食材が地域の特徴を表しており、秋田との県境の山間部ではぜんまいの一本煮、凍《し》み大根、身欠きにしんなどを使うのに対して、三陸沿岸の大船渡では干し魚が入ります。うま味が強いのでだし汁を使わなくても風……

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    ひら(東京都)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 90ページ

     祝儀にも不祝儀にもつくる新島《にいじま》のハレの煮しめで、デーコビラとも呼ばれます。デーコは大根のことです。一説では平皿に盛りつけたので「ひら」となったそうで、小さめの皿いっぱいに盛りつけ、もてなしの気持ちを表します。 そぎ(大根を細長くそぎ、冬の西風で干した干し大根)、ごぼう、にんじん、昆布、……

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    佐渡煮しめ(新潟県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 96ページ

     佐渡のどの家庭でも食べられている伝統料理の代表が佐渡煮しめです。コトコト煮こんで味がよくしみこみ、人が集まるお盆や祭りや冠婚葬祭に欠かせません。ご恩がつくように大根、昆布、にんじん、こんにゃくなど「ん」のつく野菜を煮て、だしをたっぷりと吸った車麩を入れることが特徴です。少量ではあまりつくらず、大……

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    古くから開けた天然の良港で――道東海岸の食概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事> 0.08ページ
    • 執筆者: 千葉 寛
    • 地域: 
    • 地域区分:道東海岸の食
    • 内容区分:カラーページページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
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    海の幸と陸の幸のオンパレード――松前概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事> 0.11ページ
    • 執筆者: 千葉 寛
    • 地域: 
    • 地域区分:道南松前の食
    • 内容区分:カラーページページ数(ポイント数):2専門館:食・くらし/こども
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    北海道米作の中心地――道北旭川の食概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事> 0.15ページ
    • 執筆者: 千葉 寛
    • 地域: 
    • 地域区分:道北(旭川)の食
    • 内容区分:カラーページページ数(ポイント数):2専門館:食・くらし/こども
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    豆入りきび飯とにしんの塩焼き――日常の食生活概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>春――雪解けとともに農耕のはじまり 33ページ
    • 執筆者:山口栄子 千葉 寛
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:四季の食生活ページ数(ポイント数):5専門館:食・くらし/こども
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    大豆のつくだ煮概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>大豆 66ページ
    • 執筆者:山口栄子
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):2専門館:食・くらし/こども
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    五目豆概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>大豆 67ページ
    • 執筆者:山口栄子 千葉 寛
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
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    大豆のふりかけ概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>大豆 68ページ
    • 執筆者:山口栄子
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
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    大豆の醤油漬概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>大豆 68ページ
    • 執筆者:山口栄子
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
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