『農業技術大系』畜産編 第2-1巻 技+478の16~技+478の37(ページ数:22)

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農家が行なう蹄管理

開始ページ: 技+478の16

執筆者: 阿部紀次

執筆者所属: 酪農学園大学

備 考: 執筆年 2020年

記事ID: c392106z

見出し

 1.蹄病が問題化してきた原因 ・・・〔1〕
 2.蹄背壁の長さを決め,蹄尖を短くする ・・・〔3〕
  (1) 削蹄の大原則
  (2) 蹄尖が伸びた牛が受けるストレス
  (3) 削蹄鉈でスパッと蹄尖を切る方法 ・・・〔4〕
 3.牛を上手に保定する ・・・〔5〕
  (1) 保定の仕方 ・・・〔6〕
   (1)牛の動線上に枠場を設置
   (2)引き綱は短く高く持つ ・・・〔7〕
  (2) 牛が安心できる枠場を
 4.ていねいですばやい挙肢のやり方 ・・・〔8〕
  (1) すばやく挙肢する
  (2) 腹帯は牛が動いたら締める
  (3) 崩屈したときの対処法
 5.削蹄の三ステップ ・・・〔10〕
  (1) オランダ発の機能的削蹄
  (2) 機能的削蹄の手順 ・・・〔11〕
 6.削蹄で蹄病を応急処置 ・・・〔12〕
  (1) 矯正的削蹄
  (2) 後肢外蹄に蹄角質病変が多い理由 ・・・〔15〕
 7.鎌運びと硬い蹄の削り方 ・・・〔16〕
  (1) 鎌形蹄刀の使い方
  (2) 硬い蹄を削る
  (3) 初心者が失敗しやすい「蹄が船底」
 8.鎌の研ぎ方
 9.蹄浴で蹄病を防ぐ ・・・〔20〕
  (1) 蹄浴と趾皮膚炎(DD)
  (2) 使用薬液と廃液処理 ・・・〔21〕
  (3) 設置場所と馴致
  (4) 薬液交換のタイミングと頻度 ・・・〔22〕

キャプション

第1図 筆者
第2図 ルーメンアシドーシスが原因で蹄病になる構造
第1表 農場で蹄の個体管理ができない理由
第3図 蹄背壁・蹄尖の適当な長さ(平均的なホルスタイン)
第4図 蹄尖が伸びすぎると
第5図 蹄尖を落とす道具
第6図 蹄尖の切り方
第7図 柵の外の枠場に牛を入れるときには
第8図 引き綱の工夫
第9図 枠場の目の前で動かなくなったり(A,B),あと一歩が出ないときは(C)
第10図 枠場を利用しての拳肢のやり方
第11図 枠場がない場合(欧米の事例)
第12図 巻き結びのコツ
第13図 完全に崩屈したときの対処法
第14図 跛行している牛の後肢
第15図 機能的削蹄の手順
第16図 中足骨に垂直な面をつくる
第17図 矯正的削蹄
第18図 各部位の体重吸収状況(予想図)
第19図 体重のかかり方
第20図 蹄底潰瘍になった肢
第21図 削蹄しているようす
第22図 鎌形蹄刀の使い方
第23図 鉛筆削り法(硬い蹄を切る場合)
第24図 蹄が船底になる
第25図 グラインダーで研磨
第26図 手研ぎのやり方
第27図 泡の薬液で蹄浴する牛
第28図 一般的な蹄浴
第29図 和牛の趾間後部に発生した趾皮膚炎
第30図 蹄の後方にかけて広がった趾皮膚炎
第31図 コンパネで通路を狭め,1頭ずつ通るようにした。これで,牛の押し合いやジャンプがなくなる
第32図 通路幅に合わせてつくった蹄浴槽

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