『農業技術大系』畜産編 第5巻 福岡・緑の農園+1~福岡・緑の農園+12(ページ数:12)

採卵鶏>実際家の技術と経営

〈自立経営型〉飼養管理の要所を外さない平飼い養鶏で,卵質・味が好評の「つまんでご卵」を生産 福岡県糸島市志摩桜井・(有)緑の農園

開始ページ: 福岡・緑の農園+1

執筆者: 早瀬憲太郎早瀬憲一

執筆者所属: (有)緑の農園

備 考: 執筆年 2017年

記事ID: c365001z

見出し

 1.ただつくれば売れる時代は終わった ・・・〔2〕
 2.点灯しなければ鶏は産卵しなくなる
  (1) 1日の明るい時間を14時間程度に保つ
  (2) 開始時期は「飼育マニュアル」で確認 ・・・〔3〕
 3.ワクチンなしの養鶏は考えられない
  (1) 鶏病は「治療」より「予防」で対応
  (2) 若雌育成業者に全ワクチン接種を委託 ・・・〔4〕
  (3) 産卵成績,卵の商品価値の両方に打撃
  (4) RNAウイルスには組合わせ接種で ・・・〔5〕
  (5) 内部寄生虫病には駆虫や床面管理で
 4.昔ながらの給餌では成分が不足する ・・・〔6〕
  (1) 「鶏種の標準」を下まわってはならない
  (2) 過不足のない配合割合をパソコンで
  (3) あらゆる記録をつけて現状を把握する
 5.冬場は保温よりも換気を優先すべし ・・・〔8〕
  (1) 鶏は全身に伸びる気嚢で効率よく呼吸
  (2) 肺に感染すると全身に炎症が広がる ・・・〔10〕
  (3) 悪臭,ハエなどとは無縁の鶏舎環境で
 6.農業は販売まで行なってはじめて完結 ・・・〔11〕
  (1) 卵を割って歓声があがるほどの品質を
  (2) よい卵をつくれば営業がきわめて楽に
  (3) 加工・外食産業まで手を広げるべき

キャプション

第1図 消費者に好評な「つまんでご卵」
第2図 「緑の農園」の従業員
第3図 夏至をすぎたら点灯によって産卵を維持する
第1表 ワクチンプログラムの一例
第4図 ボリスブラウン
第5図 ワクチンがない病気では地面を介して発生するものが問題になる
第2表 緑の農園飼料配合設計表(2017年7月9日)
第6図 若鶏の体重測定の記録(単位:kg)
第7図 導入若雌の体重のバラツキ指導
第8図 鶏の死亡原因考察と作業内容
第9図 週齢ごとの成績表をまとめる
第10図 悪臭やハエとは無縁の鶏舎環境
第11図 換気も含めてすべての面でよい環境に暮らす鶏にはストレスがない
第12図 直売店の内部外観
第13図 「つまんでご卵ケーキ工房」の外観
第14図 主力商品のロールケーキ
第15図 二次・三次産業の分野にまで手を広げて利益を確保する

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