『現代農業』1989年9月号 184ページ~193ページ(ページ数:10)

タイトル

安全、おいしい、熱望の国産大豆・小麦の時代を拓く

いじめられつづけてきた国産小麦、やっと新たなネットワークつくりが始まった

執筆者・取材対象: 編集部/江別製粉東日本産業

見出し

●編集部には毎日のように「国産小麦がほしいのですが……」と電話がかかってくる◎「私たちは何も知らされていませんでした」という消費者の声◎「オレのつくった小麦は何に使われているかわからない」という農家の声●国産小麦がダメなのではない。寄ってたかってダメな小麦にさせられたのだ◎硬さとこしをとりちがえた職人がいけない◎輸入小麦に合わせた技術、機械だから国産小麦の評価が下がって当たり前◎40年かけてつぶされてきた◎世界的にも小麦不足、いまこそ地元小麦のアピールを●迫害されてきた国産小麦が、粉屋と農家と加工業者の連携で頑張り始めた◎その1 粉屋が地元業者と食品加工 硬質系ハルユタカを目玉に独自の二次加工品で勝負○まずはパン用のテスト○スパゲッティ、手延べめん○栽培技術にも注目して◎その2 1品種つくりつづけて40年 「厳しい岩手の里にナンブの麦は今も生きている」をモットーに○岩手県の特産として小麦を◎その3 生協も国産小麦に注目 生協が道産キタヒカリと地元九州の農林61号の組合せで全製品をカバー!○奨励金を出してでもほしい

トップへ戻る