「耕さない農業」連続講座 特別回 開催間近です

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2025年3月、自然と仲のいい農業をめざすすべての農家に向け、『みんなの有機農業技術大事典』(共通技術編・作物別編 2分冊)が農文協から刊行されます。循環型で持続可能な農業に向けて農家や研究者が磨き上げてきた技術の集大成となる本書の刊行を記念し、著者を講師とした連続講座を開催します。

この連続講座では、事典にとりあげられた広範なテーマのなかから、今話題沸騰中の「耕さない農業」を深掘りします。草・ミミズ・微生物が土を育ててくれる、新しい不耕起栽培のやり方と可能性とは……?

★ 詳しい日程や申し込み方法などはこちらをご覧ください ⇒ 開催概要 ★

来る3月12日(水)には「『シン・オーガニック』の著者と語る」と題して、連続講座の特別回が開催されます。

有機農業や自然農法が可能なわけを最新科学の知見と篤農家の叡智から語った話題の書『シン・オーガニック』。その著者である農業ジャーナリスト吉田太郎氏と、有機農業技術の長年の実践者で『みんなの有機農業技術大事典』にも多数の記事がある魚住道郎氏による対談です。

なぜ化学肥料や農薬を使わなくとも作物ができるのか?  なぜ生物多様性が重要なのか?  有機農業技術が人間・自然・社会に対してもつ意味とは?  縦横に語り尽くします。

なお、ルーラル電子図書館では、雑誌『月刊 現代農業』に掲載された吉田太郎さんの記事、魚住道郎さんの記事や取材時に撮影したビデオも閲覧することができます。よろしければこちらもご覧ください。

▼吉田太郎さんの記事

有機農業を科学の言葉で語る意味(『現代農業』2024年10月号)

キューバのミミズ農法(『現代農業』2010年1月号)

キューバで進む農民参加型育種(『現代農業』2010年2月号)

▼魚住道郎さんの記事・ビデオ

「有機農業公園」で感じる熱気(『現代農業』2025年2月号)

管理機鎮圧で、夏播きニンジンの発芽がズラリ(『現代農業』2016年8月号)

踏み込み温床と草取り道具(『現代農業』2016年1月号)

軽くてラク 手作り草取り道具 土郎(『現代農業』取材ビデオ2016年1月号)

2025/2/28