「耕さない農業」の連続講座を開催します

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 2025年3月、自然と仲のいい農業をめざすすべての農家に向け、『みんなの有機農業技術大事典』(共通技術編・作物別編 2分冊)が農文協から刊行されます。循環型で持続可能な農業に向けて農家や研究者が磨き上げてきた技術の集大成となる本書の刊行を記念し、著者を講師とした連続講座を開催します。

 この連続講座では、事典にとりあげられた広範なテーマのなかから、今話題沸騰中の「耕さない農業」を深掘りします。草・ミミズ・微生物が土を育ててくれる、新しい不耕起栽培のやり方と可能性とは……?

 ★ 詳しい日程や申し込み方法などはこちらをご覧ください ⇒ 開催概要

 なお、1月28日(火)に開催予定の第1回では「草を生やして耕さない。がんばらなくても土が育つ」をテーマに、長年不耕起栽培を研究してきた小松﨑先生と、「雑草は緑のソーラーパネル」がモットーの実践者である農家・松澤さんが、作業の実際を語り尽くします。

左:小松﨑将一氏(茨城大学農学部附属国際フィールド農学センター教授)
右:松澤政満氏(農家・愛知県新城市)

 またルーラル電子図書館にも、両氏の記事が収録されていますので、以下いくつかご紹介します。よろしければご覧ください。

●小松﨑将一氏
・不耕起&緑肥の地球温暖化防止力(『現代農業』2022年10月号)
・リビングマルチが土壌生態系を変える(『現代農業』2017年4月号)
・不耕起草生栽培 不耕起3年目から土壌炭素が増え、収量が増えた(『現代農業』2013年3月号)

●松澤政満氏
・草って邪魔なの?(『現代農業』2024年3月号)
・草は緑のソーラーパネル こぼれダネのイタリアンが光を受け止め、土を耕す(『現代農業』2023年10月号)
・ふわっと倒して、マルチ効果持続 ドラム缶クリンパー(『現代農業』2023年5月号)

2025/1/20