『農業技術大系 土壌施肥編 追録35号』をアップしました。近年は、化学肥料の高騰と、農耕地の地力低下が問題化しています。地力の低下は、高齢化や経営の大規模化が進んで施肥労力が減り、堆肥の投入量が不足しているためです。そんななか、今回は、現場で利用が進む緑肥と堆肥入り肥料(混合堆肥複合肥料など)に注目しました。
混合堆肥複合肥料などの堆肥入り肥料はペレット成型され、堆肥より扱いやすくなっています。有機物(炭素)の残存率も有機化成と比べて多く、土つくり効果もありそう。価格も既存の有機化成の15~30%安。緑肥も含め、省力的な有機物施用で地力アップが期待されます。
2024/05/29
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