イネを加害するトビイロウンカが今年も大発生。一昨年、昨年とつづいて大きな被害をもたらしている。中国大陸から風に乗って飛来してくるトビイロウンカ。今年は、中国でのウンカ発生が多かったうえに、飛来時期も昨年より早かったそうだ。しかもウンカの農薬抵抗性が高まっているという。
そこで今回は、電子図書館で調べられるウンカの生態と防ぎ方をご紹介。近年の多発生の背景から、的確に防除するためのコツまで詳しくご覧になれます(いずれも会員限定、要ログイン)。
2019年の被害(坪枯れ)の様子(島根県)
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専門家による解説
・昨年、なぜトビイロウンカが大発生したのか(現代農業2020年6月号)
同じくウンカ被害が多かった2013年に効果を発揮した防除対策
・激発地帯、この方法でウンカを食い止めた(現代農業2014年6月号)
◆オススメの単行本
・『ウンカ 防除ハンドブック』松村正哉著
「田舎の本屋さん」で好評発売中(税込 1,980円 電子図書館会員は送料無料)
ウンカにまつわるこぼれ話から、薬剤抵抗性の発達に関するデータ、的確に防ぐための農薬選びと散布方法、観察に基づく臨機防除、農薬に頼らない耕種的防除などを詳しく紹介。
2020/10/12