『農業技術大系』作物編 第1巻 本+240の14~本+240の23(ページ数:10)
マダガスカルの稲作―集約的水稲栽培法SRI
開始ページ: 本+240の14
執筆者所属: 京都大学/(独)農業・食品産業技術総合研究機構
備 考: 執筆年 2008年
記事ID: s301007z
見出し
1.マダガスカルの気候 ・・・〔1〕
2.マダガスカルの稲作
(1) イネと文化
(2) イネ生産の現状と課題 ・・・〔2〕
3.マダガスカルのSRI稲作 ・・・〔4〕
(1) SRIの始まり
(2) SRIの技術要素およびSRIをめぐる議論
(3) マダガスカル中央高地のSRI実践農家 ・・・〔5〕
(1)深耕と有機物投入
(2)間断灌漑と深い排水溝 ・・・〔7〕
(3)乳苗の移植
4.SRIの農学的意義 ・・・〔8〕
(1) SRIと「米作日本一」受賞農家にみられる水稲栽培法の類似点
(2) SRIの成立条件と今後の研究課題
(3) 21世紀の米生産に向けて―SRIから学びうるもの ・・・〔9〕
キャプション
第1図 マダガスカルにみられる多様な気候―代表的都市における月別の平均気温および降水量
第2図 マダガスカルにおける1961年以降のイネ収量,年間の総生産量,および1人当たりの生産量の推移
第3図 森林破壊が進み,はげ山同然になったマダガスカル脊梁山地とその下部に広がる水田
第1表 調査した10水田における水稲収量および栽培法の比較
キーワード:育苗日数\栽培密度\施肥\水管理\除草回数\耕起\深度\回数
第4図 マダガスカル中央高地のSRI実践水田でみられたアンガディによる深耕
第2表 調査したSRI実践水田および周辺の慣行水田における土壌の主な化学特性の比較
キーワード:有機物含量\アンモニア化成量\ブレイNo.2リン\陽イオン交換容量
第5図 調査したSRI実践水田および周辺の慣行水田の計10水田における土壌のアンモニア化成量と収量との関係
第6図 調査したSRI水田にみられた深さ1m近い排水溝
第7図 苗床にまぶされた堆肥が落ちないように,小さな苗を1本ずつていねいにほぐしていく
第8図 SRIにみられる乳苗を用いた1株1本植えの疎植(写真は25cm四方の正方形植え)
第9図 SRI実践水田における収穫期のようす
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