『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 岩手・斎藤+1~岩手・斎藤+12(ページ数:12)

実際家の施肥と土つくり>露地畑土壌の実例

〈粗粒質火山灰壌土〜埴壌土〉 夏秋キュウリ 課題:黒ボク土で連作可能な土つくり。下層土の改良 栽培,生育:反収16t,高品質。2年ごしの床土で良苗育成 施肥:天候で上層と下層の肥料濃度を変える。たくみな追肥 有機物:籾がら,おがくず牛糞堆肥の多用 その他:早くからの圃場準備,プラウ耕2回,耕うん6回 岩手県北上市・斎藤金男 (48歳)

開始ページ: 岩手・斎藤+1

執筆者: 阿部健千葉満男

執筆者所属: 岩手県北上農業改良普及所岩手県北上農業改良普及所

備 考: 執筆年 1985年

記事ID: d0800590

見出し

〈連作に負けない土つくり〉 ・・・〔1〕
 1.地域の概況
 2.斎藤さんの栽培法と土壌管理
   (1)農業経営の特徴
   (2)キュウリ栽培の特徴 ・・・〔2〕
 3.「斎藤式」土つくりが生まれるまで ・・・〔3〕
〈生育診断と肥培管理の要点〉 ・・・〔4〕
 1.苗の根張りが初期の生育を左右する
 2.全天候型をめざした元肥施用 ・・・〔5〕
 3.生育診断と追肥技術 ・・・〔6〕
   (1)親づるを細く,節間をつめる
   (2)葉の大小が追肥の決め手
   (3)追肥量のめやす
   (4)キュウリのつや出し追肥 ・・・〔7〕
 4.キュウリ連作と土壌診断の活用 ・・・〔8〕
   (1)土壌の物理性
   (2)土壌の化学性
〈斎藤さんの“生きた土つくり””〉 ・・・〔9〕
 1.斎藤式土つくりの実際
   (1)第1段階−土の反転と籾がら施用
   (2)第2段階−堆肥施用と深耕 ・・・〔10〕
   (3)第3段階−改良資材施用とロータリ耕 ・・・〔11〕
   (4)第4段階−元肥施用
 2.斎藤さんの土つくりと施肥理論
   (1)粗大有機物の多投と深耕の役割
   (2)土づくり肥料の連用効果
   (3)キュウリを見てキュウリをつくる施肥管理 ・・・〔12〕

キャプション

経営の概要
第1図 キュウリの露地栽培暦
第2図 整枝の方法(ときわ新北星)
第1表 総収量と品質
第3図 斎藤さんの苗(育苗日数30〜35日)
第4図 呼び接ぎの作業手順
第5図 定植作業のポイント
第2表 キュウリの施肥量(kg/10a)
   キーワード:籾がら\堆厩肥\てんろ石灰\重焼燐\ダブリン\鶏糞\油かす\CDU燐加安555\水田用化成\燐硝安加里S646\オール有機12号
第6図 キュウリの生育診断
第3表 キュウリの追肥めやす
第4表 土壌の分析結果
第5表 キュウリづくりの耕種概要と収量
第7図 土壌の断面調査結果
第8図 斎藤式土つくりの過程
第9図 パワーディスク
第6表 各資材の特徴
   キーワード:てんろ石灰\みつかね\ダブリン\苦土重焼燐

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