『農業技術大系』土壌施肥編 第3巻 土壌と活用III+38の10~土壌と活用III+38の14(ページ数:5)

土壌の性質と活用>III 土壌の性質とその変容>畑地

土壌の撥水性の発現と対策

開始ページ: 土壌と活用III+38の10

執筆者: 牧浩之

執筆者所属: 兵庫県立農林水産技術総合センター

備 考: 執筆年 2011年

記事ID: d223004z

見出し

  (1) 土が水をはじき発芽や生育を抑制・・・〔1〕
  (2) 撥水性の調べ方−水滴浸入時間法
  (3) 撥水現象の原因・・・〔2〕
  (4) 生育ムラの原因−マクロポア流
  (5) 撥水に影響する要因
   (1)土壌中の有機物が多いほど撥水性が強い
   (2)粘土質の土壌では撥水性は出にくい・・・〔3〕
   (3)乾湿の繰返し−露地栽培では問題が出にくい
   (4)乾燥した土壌を蒸気消毒すると撥水性が強く出る・・・〔4〕
  (6) 対策は土を乾かさないこと・・・〔5〕
   (1)撥水機構の概略
   (2)土壌の水分を15%以上に

キャプション

第1図 コマツナ栽培圃場で見られた土壌撥水による生育不良
第2図 水滴浸入時間法による撥水性の評価
第1表 土壌の深さ別の撥水性
第3図 土壌の乾燥・湿潤と土壌撥水性のモデル
第4図 乾湿の繰返しによる土壌撥水性の減少
第5図 高圧滅菌釜を用いた蒸気処理による土壌の撥水性の増加
第6図 蒸気処理によって見られたきわめて強い土壌の撥水性
第7図 水分管理の徹底により撥水性を抑え良好な生育に
第8図 土壌水分の目安

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