『農業技術大系』花卉編 第3巻 本体+486の39の8~本体+486の39の13(ページ数:6)

環境要素とその制御>環境要素とその活用,制御>高温障害対策>温暖化と高温への対策

高温がキクの開花に及ぼす影響

開始ページ: 本体+486の39の8

執筆者: 中野善公久松完

執筆者所属: 農研機構野菜花き研究部門農研機構野菜花き研究部門

備 考: 執筆年 2023年

記事ID: h263002z

見出し

  (1)キクの開花と高温開花遅延・・・〔1〕
  (2)高温開花遅延のしくみ
  (3)高温の影響を受けやすい開花のステージ・・・〔2〕
  (4)高温の影響を受けやすい時間帯・・・〔4〕
  (5)高温開花性の品種間差

キャプション

第1図 キクは葉で日長を感知し開花期を調節する
第1表 キクタニギクを用いた高温開花遅延の例
第2図 適温あるいは高温条件のキクの葉における開花の鍵因子の挙動(上段)と茎頂における開花ステージの進行(下段)
第2表 キクタニギクは発蕾日付近の高温遭遇で最も開花遅延を起こしやすい
第3図 一日におけるキクの高温感受性の変動
第4図 接ぎ木実験:高温開花性には台木の性質が寄与する
第3表 十分な短日と限界日長付近の短日では高温開花遅延の発生程度が異なる
第4表 品種の限界日長は見かけの高温開花性に影響している

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