『農業技術大系』花卉編 第6巻 本体+49~本体+57(ページ数:17)
キク(クリサンセマム)>共通編>経営戦略と今後の課題>育種動向と今後の課題
育種の動向と課題
開始ページ: 本体+49
執筆者: 柴田道夫
執筆者所属: 東京大学
備 考: 執筆年 2016年
記事ID: h196005z
見出し
(1) 生産の現状と品種の動向 ・・・〔1〕
(1)生産の現状
(2)進む世界的な花卉の適地適作化とわが国への切り花輸入 ・・・〔2〕
(3)主要品種の動向 ・・・〔3〕
(2) これまでの育種の主要な成果 ・・・〔4〕
(1)海外からの導入とその後の育種による改良
(2)わが国における育種の成果 ・・・〔5〕
草姿の改良と耐湿性の強化
夏秋ギク品種の育成
無側枝性ギク品種の育成 ・・・〔6〕
古典ギクの利用
キク属野生種の利用による種間交雑育種 ・・・〔7〕
(3) 輪ギクに起こった急激な品種変遷と今後の方向性 ・・・〔8〕
(1)秀芳の力から神馬・精興の誠へ
(2)精雲から岩の白扇・精の一世など複数の組合わせへ
(3)品種をめぐる今後の展望 ・・・〔9〕
(4) 品種の生態的特性 ・・・〔10〕
(1)品種の生態的特性の分類
(2)新たな視点からの生態的特性の整理
(3)分子生物学での開花研究の進展 ・・・〔11〕
(5) 今後の育種の課題と育種技術 ・・・〔12〕
(1)花色・花形の多様化
(2)ワンポイントの改良に有用な突然変異育種とイオンビームの利用 ・・・〔13〕
(3)さらなる花色変異の拡大と純白色の追求 ・・・〔14〕
(4)その他の育種的課題 ・・・〔15〕
(5)戦略的な品種開発の取組みの必要性
キャプション
第1表 近年のわが国におけるキク切り花の生産動向
第2表 近年のわが国における種類別生産動向
第3表 生産面積からみた世界の主要花卉生産
第1図 輸入切り花の植物検疫量の推移
第2図 近年のキク切り花の国別輸入数量の推移
第4表 2012年におけるキク切り花の種類別花色割合(単位:%)
第5表 2012年における輪ギク,小ギク,スプレーギクの主要20品種の花色と占有率
第3図 秋ギク(品種:秀芳の力)と夏秋ギク(品種:精雲)を組み合わせた周年生産体系の例
第4図 古典ギクが利用された育成例「風車菊」(品種:鞠風車)
第5図 種間交雑を利用した育種例,イソ系小ギクの育成
第6図 現在の輪ギク主要品種(神馬)
第7図 無側枝性夏秋ギク品種(岩の白扇)に発生する奇形花(扁平花)
第6表 秋ギク型輪ギク主要品種の特性比較
第7表 夏秋ギク型輪ギク主要品種の特性の比較
第8図 キクの節間伸長と花芽分化・発達に及ぼす温度履歴の影響とロゼット性,幼若性との関連
第9図 開花順序が逆転した「デルフィマム」
第10図 覆輪花色品種(セイチャイナ)の例
第11図 斑入り花色品種(アバンギャルドイエロー)の例
第12図 ディスバッドタイプの「洋ギク」品種(アナスタシアグリーン)の例
第13図 マイクロマムとシュッコンカスミソウを使ったブーケ(カリメロスノー)
第14図 遺伝子組換えによるキクの青色化
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