『農業技術大系』花卉編 第5巻 本体+134の14~本体+134の22(ページ数:9)

育種>育種の原理と方法

生物多様性条約を考慮した品種開発−メカルドニア(品種:イエロークロサイト)の開発までの道筋

開始ページ: 本体+134の14

執筆者: 鴨川知弘

執筆者所属: (株)サカタのタネ

備 考: 執筆年 2013年

記事ID: h155002z

見出し

  (1) 取組みの背景 ・・・〔1〕
  (2) メカルドニアとは
  (3) 神のつくった遺伝資源−自生地の多様性を利用した育種 ・・・〔2〕
  (4) 生物多様性条約とプラントハンティング ・・・〔3〕
  (5) アルゼンチン園芸開発計画 ・・・〔4〕
  (6) 種苗産業における開発モデルの検討 ・・・〔5〕
   (1)品種開発の可能性は組合わせにより無限
   (2)最小限の専有開発権により開発の可能性を高める
   (3)資源国内で一次評価を行ない,素材を評価・特定する
   (4)開発者により選ばれなかった素材の可能性を見出す
   (5)園芸品種の開発における実効的な技術移転とは ・・・〔6〕
   (6)地方の組織との協力関係構築の必要性
  (7) 観賞植物の遺伝資源の持続的利用プログラム(CEEP/RWWT)
   (1)新たな観賞植物開発のための共同探索・評価プログラム(CEEP-NOP)
   (2)育成品種・収集素材の紹介プログラム(RWWT) ・・・〔7〕
  (8) CEEP/RWWTによる(品種:イエロークロサイト)の開発

キャプション

第1図 アルゼンチン・ブエノスアイレス郊外の野生種自生地
第2図 メカルドニアの野生種(アルゼンチン・エントレリオ州)
第3図 ルイスとパボンによるペルー探索地域とメカルドニアの収集場所(チンチャオ,Chinchao)
第1表 食料農業植物遺伝資源条約(ITPGR)クロップリスト(35作物)
第4図 「アルゼンチン園芸開発計画」プロジェクトで実際に探索したルート
第5図 登録済み品種ニーレンベルギア‘Eatrella’(左),テコマ‘Victoria’(右,Tecoma stans×Tecoma garrocha)
第6図 新たな観賞植物開発のための共同探索・評価プログラム(CEEP-NOP)の概念図
第7図 育成品種・収集素材の紹介プログラム(RWWT)の概念図
第8図 道路ぎわの草花(アルゼンチン郊外)
第9図 アルゼンチンの花卉研究所に用意した試作地でのメカルドニア属,ほかの共同評価の実例
第10図 サカタのタネからの本企画による初めてのロイヤルティ支払いが,INTAのウェブサイトで紹介された

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