『農業技術大系』花卉編 第4巻 本体+518の2~本体+518の16(ページ数:15)

緑化>緑化動向と緑化技術>空間別緑化動向

カーボンオフセットプランツの提案

開始ページ: 本体+518の2

執筆者: 銅金裕司

執筆者所属: 京都造形芸術大学

備 考: 執筆年 2011年

記事ID: h134034z

見出し

  (1) カーボンオフセットプランツとは・・・〔1〕
   (1)日常生活における園芸植物の意義
   (2)温室効果ガス25%削減
   (3)都市空間や家庭での園芸植物への期待
  (2) 光合成と物質生産・・・〔2〕
   (1)花卉で光合成と物質生産について考える意義
   (2)光合成による正の物質生産
    明反応と暗反応
    光合成速度と光補償点
    光合成を律速する要因・・・〔3〕
   (3)呼吸による負の物質生産
    負の物質生産=消費としての呼吸
    温度と酸素濃度の影響
  (3) 生態学における物質生産の概念・・・〔4〕
   (1)総生産と純生産
   (2)総生産速度(Pg)
   (3)純生産速度(Pn)
   (4)枯死・食害などによる有機物の損失・・・〔5〕
  (4) 観葉植物は本当に生きているのか
  (5) CO2吸収速度の測定方法
   (1)チャンバー法−閉鎖式と開放式
   (2)チャンバーを利用したCO2の収支計算・・・〔6〕
   (3)開放式チャンバー法による純光合成速度の計測方法
  (6) 光合成の様式・・・〔7〕
   (1)C3植物とC4植物
   (2)反応様式の違い
   (3)葉の構造の違いと反応様式・・・〔8〕
   (4)C4植物での二酸化炭素濃縮の意義
   (5)CAM植物・・・〔9〕
    注1 カルビン回路(C3回路)
    注2 ハッチ—スラック経路(C4-ジカルボン酸経路・C4回路)
  (7) カーボンオフセットプランツとしてのラン科植物と多肉植物・・・〔10〕
   (1)必要とされる特徴
   (2)C3植物型ラン
    光合成特性
    管理の方法・・・〔11〕
   (3)CAM植物型ランと多肉植物
    CAM型植物の特徴
    不利な環境を戦略的に利用した可能性
   (4)あふれるCO2の利用と都市環境への適応・・・〔12〕
  (8) CO2削減の推定値・・・〔13〕
  (9) カーボンオフセットプランツの条件・・・〔15〕

キャプション

第1図 いくつかの植物の光—光合成曲線
第2図 コチョウランの二酸化炭素濃度の測定
第3図 観葉植物の二酸化炭素濃度の測定
第4図 CAM型植物であるコチョウランのCO2吸収速度のさまざまな日変化
第5図 レリオカトレヤのCO2吸収速度
第6図 室内でのコチョウランのCO2吸収速度の一例
第7図 室内でのポトスのCO2吸収速度の一例
第8図 室内でのコンシンネのCO2吸収速度の一例
第1表 ごく一般的な荷姿の各種植物のCO2吸収量の目安

トップへ戻る