『農業技術大系』畜産編 第4巻 静岡・松澤+1~静岡・松澤+12(ページ数:12)

豚>実際家の技術と経営

放牧養豚・年間600頭の肉豚出荷 ○1頭当たり20坪厳守のゆったり放牧 ○年間2回転,休牧期間は野菜と牧草で土を清浄化 ○さわやかな肉質の朝霧高原放牧豚ブランド確立 静岡県富士宮市 松澤文人(56歳)

開始ページ: 静岡・松澤+1

執筆者: 松澤文人

執筆者所属: 松澤牧場

備 考: 執筆年 2005年

記事ID: c244007z

見出し

〈私の経営〉 ・・・〔1〕
 1.富士開拓の自然条件
 2.地域農業の概況 ・・・〔2〕
 3.私の経営のあゆみ
   (1)酪農経営への行き詰まり
   (2)有機の里づくりの一貫としての放牧養豚 ・・・〔3〕
   (3)先達を見てまわり,自信をもつ
   (4)ストレスのない環境が肉質をよくする ・・・〔4〕
   (5)放牧養豚経営に一本化,繁殖・肥育の一貫を目指す ・・・〔5〕
 4.施設機械などの概要
〈技術・経営の特色〉 ・・・〔6〕
 1.飼育密度は1頭20坪以上を厳格に守る
 2.休牧区で野菜や牧草生産
 3.飼料は遺伝子組換えを徹底排除 ・・・〔7〕
 4.見る人を心豊かにする豚飼いに
〈飼料へのこだわりと飼養管理〉 ・・・〔8〕
 1.子豚導入時の着眼点
 2.導入後の馴致技術
 3.放牧開始時の注意点 ・・・〔9〕
 4.放牧期間の注意点
〈衛生管理と毎日の作業〉
 1.天地返しで天日消毒
 2.1日の労働は,平均5~6時間
〈経営の実際と課題〉 ・・・〔11〕
 1.朝霧高原放牧豚ブランドと経営収支
 2.一貫経営への展開
 3.販売チャンネルの拡大

キャプション

第1図 富士山の麓に広がる「松澤牧場」
第1表 主な経営のあゆみ
第2図 私の放牧養豚の仕掛人である酒井良則さん(右)
第3図 ストレスがなく穏やかに成長する豚たち
第4図 中古コンテナをコロニーとして利用する
第5図 大型の自動不断給餌器(1.5t入り)
第6図 放牧豚の飼い方と放牧場の活かし方
第2表 家畜が1日で排出する糞尿の量と肥料分
第7図 休牧期間には野菜や牧草を育てる
第8図 電気牧柵の漏電を防ぐため,まめに牧柵の近くの草を抜いて豚たちに与える
第9図 放牧場のようす
第10図 放牧した豚たちは好きな場所にのんびり寝そべっている

トップへ戻る