『農業技術大系』畜産編 第2-2巻 北海道・佐久間+1~北海道・佐久間+14(ページ数:14)

乳牛>実際家の技術と経営

成牛35頭・育成25頭,草地型 ○5段階にステージ区分,発酵飼料利用,自家配による“二本立て給与”” ○畜舎内に機械設置せず,常時アルバイト活用 ○現金主義で支払利息は総収入の1.43%,減価償却費8.3% 北海道士別市南町 佐久間富雄さん(36歳)

開始ページ: 北海道・佐久間+1

執筆者: 岩井敏明

執筆者所属: 北海道士別地区農業改良普及所

備 考: 執筆年 1985年

記事ID: c0201560

見出し

〈佐久間さんの経営〉 ・・・〔1〕
 1.地域の特徴
 2.経営の概要
   (1)これまでの歩み
   (2)現在の経営のしくみ ・・・〔2〕
〈年間の生産と技術課題〉
 1.年間の生産目標と課題
   (1)良質粗飼料の確保の努力 ・・・〔3〕
   (2)飼料計算に基づく飼養管理の励行
   (3)夏期(5月下旬~10月上旬)は時間放牧
   (4)放牧期でも乾草,サイレージは畜舎内で必要量給与し,すぐ外に出す
   (5)乳房炎などの疾病の早期発見に努める
   (6)初産牛でも最高乳量25kg以下の並牛は,乾乳まで搾ったら淘汰(種付けし分娩ちかくに出す)
 2.季節ごとの目標と課題
   (1)飼料の配合
   (2)季節別管理の重点 ・・・〔4〕
〈搾乳牛の飼養管理〉
 1.佐久間さんの代表牛
   (1)経歴と評価
   (2)この牛の特徴と牛体のつかみ方 ・・・〔5〕
   (3)飼育管理の考え方
 2.発育段階と飼養管理の実際
   (1)分娩期
   (2)乳量増加期
   (3)最高泌乳期 ・・・〔6〕
   (4)体力増強期 ・・・〔7〕
   (5)乾乳期
〈牛群の構成と飼養管理のねらい〉
 1.牛群の区分とその考え方
 2.各群の飼養管理(成牛)
〈育成の技術〉 ・・・〔8〕
 1.育成の目標と発育のさせ方
 2.子牛のよしあしの判断
   (1)よい育成例
   (2)よくない育成例
 3.発育段階と飼養管理 ・・・〔9〕
〈牛群の改良,更新〉
 1.これまでの改良と現在の牛群
 2.改良目標と種雄牛の選び方
 3.繁殖計画と淘汰,更新のすすめ方
〈飼料の確保〉
 1.給与計画と飼料の入手法
 2.飼料生産のねらいとポイント ・・・〔10〕
 3.飼料の調製・加工のくふう ・・・〔11〕
   (1)乾草調製
   (2)コーンサイレージ
〈1日の管理と働き方〉
 1.1日の管理と作業
 2.家族の分担と役割 ・・・〔12〕
〈経営の収支〉 ・・・〔13〕
 1.経営成果と今後の課題
   (1)投資効果のない施設器具に金をかけない
   (2)現金主義
   (3)むだな経営はやらない

キャプション

経営の概要
第1図 佐久間家の全景
第2図 年次別の産乳能力
第3図 手づくり牛舎(昭和51年新築のもの)
第4図 月平均産乳量(昭和59年)
第5図 代表牛ガバナーフェムコホープ
第1表 佐久間さんの代表牛
第6図 泌乳段階と飼養管理
第2表 佐久間さんの牛群(59年12月現在)
第3表 粗飼料の種類と質
第4表 自家配合飼料と添加物
第7図 自家配合作業場
第8図 飼料作物の栽培(昭和59年)
第9図 傾斜地を利用したスタックサイロ
第10図 飼料給与の手順
第11図 放牧後パドックで搾乳を待つ経産牛
第12図 育成を担当する子どもたち
第5表 酪肉部門の経営収支(昭和59年)
第13図 一輪車による厩肥出し
第14図 牛舎は古くても乳はよく出る

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