『現代農業』2023年3月号 66ページ~73ページ(ページ数:8)

特集:今さら聞けないpHと石灰の話

タイトル

Q&Aでわかる はじめての土壌診断 なにをどう見たらいい?

教えて藤原先生 pHと石灰のこと(後半)

執筆者・取材対象: 藤原俊六郎高橋広樹

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見出し

●Q 石灰がかなり不足している場合は、一気に大量投入しちゃっていいの?◎A 一気に入れると土が硬くなる。施用量の上限は土質によっても違います。◎A 石灰投入量は「CEC」も目安にしたい。●Q 「石灰/苦土」が悪いんやって。なんや?これ。苦土のことも考えないかんのか?◎A 石灰・苦土・カリの塩基バランスが大事。5:2:1が理想です。●Q 5:2:1ってことは、石灰400mgなら、苦土160mg、カリ80mgが理想なわけ?◎A 違います。塩基バランスは重量比ではなく「当量比」。少し計算が必要です。●Q 同じ量の消石灰をやったのに、pHが上がる畑となかなか上がらない畑がある。どうして?◎A 土質によって上がり方が違います。●Q カキ殻を入れたのに「石灰不足」と出る。どうして?◎A 有機石灰の効果はゆっくりだから。不足時は苦土石灰の併用がおすすめ。●Q 例えばカリが「かなり多い」だったら、まったく入れなくていいのかしら?◎A 元肥ゼロで、追肥でやればいい。●Q うちは逆にpHが高すぎる。下げるにはどうすればいいの?◎A 石灰施用をやめる。急激に下げたい場合は「硫黄華」を使います。●もう少し詳しく

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