『現代農業』2020年8月号 60ページ~73ページ(ページ数:14)

特集:極める! 楽しみ果樹パラダイス

タイトル

楽しみ果樹のきほんのき

庭先の楽しみ果樹 Q&A

執筆者・取材対象: 赤井昭雄

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見出し

●Q お父さんが毎年、カキの樹を手入れしてくれるけれど、ぜんぜん実がつきません……。◎A カキは枝の先端のほうにしか花芽がつきません。せん定で切り落としてしまったのかも。●Q リンゴとモモを植えています。花は咲くけど、ほとんど落ちて実がつきません。◎A 受粉用に他品種を6m以内に植えて、ミツバチに活躍してもらいましょう。●Q カンキツって、寒くて浜風が強い地域でも栽培できますか?◎A ユズは東北でも栽培可能。カンキツは浜風による塩害にも強い。●Q カンキツがよくとれた翌年は、ほとんど実がなりません。隔年結果を防ぐ方法を知りたい。◎A 新しく出た枝が実をつけるまでに2年かかる。1年目の枝と2年目の枝をバランスよく配置させる、簡単な方法もあります。●Q 梅雨時期にブドウの「巨峰」が裂果して傷んでしまいます。摘粒までは進むのですが……。◎A 房づくりをせずに放置してみては?大粒で裂果なしのタネありブドウが楽しめます。●Q 狭い庭でも、リンゴやカキなどの本格果樹もつくってみたい。◎A 根域制限したり、枝を寝かせてコンパクトに仕立てましょう。●Q 病気や害虫が心配ですが、農薬は使用したくありません。◎A 病害虫にとって居心地のよい初発生地を見つけ、予察しましょう。●Q とはいえ、最低限持っておいたほうがいいクスリはありますか?◎A 落葉果樹やカンキツ全般に使える、石灰硫黄合剤やマシン油乳剤です。●Q せっかくできた実がヒヨドリやムクドリに食害されてしまった。◎A 収穫直前に網をかけて物理的に防ぎましょう。

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