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『現代農業』2020年1月号 48ページ〜59ページ(ページ数:12)

特集:畑も人も貧血!? 見えてきた鉄を効かせる方法

タイトル

野菜には茶葉でタンニン鉄

タンニン鉄ってどんな鉄?

てつや先生の鉄学講座(1)

執筆者・取材対象: 編集部・野中鉄也



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見出し

●お茶の中に鉄を入れて反応したタンニン鉄のことを「鉄ミネラル」と呼んでますね。◎ミネラル豊富なお茶に鉄を入れる●タンニン鉄はキレート鉄の一つとのことですが、「キレート化」とはどういうことですか?◎鉄をはさみ込んで吸収しやすくする●では、タンニン鉄についてお聞きします。どういう性質の物質なんでしょう?水には溶けているのでしょうか?◎玉露では沈むが、番茶では沈まない◎海水などの電解質の中でも沈む●2019年10月号の取材でタンニン鉄を使いこなす新谷さんの圃場を訪れたとき、タンクに溜まっていた鉄ミネラル液は、はじめ透明でした。新谷さんがかき混ぜると、液体がみるみる黒くなりましたよね。どういう現象なんでしょう?◎酸性液の中では溶けて透明になる◎酸素リッチな状態なら、ニオイが出ずに黒いまま◎酸性液に浸ければ、黒い付着がとれる●読者からの問い合わせで多かったのが、「原液でかけてもいいか?」「葉面散布は可能か?」「農薬と混用していいか?」といったことでした。◎散布は原液でOK、鋳物の鉄は溶けやすい●鉄についてもう少し詳しく教えてください。二価鉄は植物に吸われる、三価鉄は吸われないとよく聞くのですが……。◎酸素が多いと3価に、少ないと2価になる◎イネ科植物は鉄の吸収能力が高い●水を入れた田んぼの土は還元状態にありますよね。鉄はどういう状態なんでしょうか?◎イネは2重の鉄防御でガス害から根を守る◎冬に油が浮いたような田んぼは鉄分が豊富