『農業技術大系』土壌施肥編 第2巻 作物栄養V+6の58~作物栄養V+6の68(ページ数:11)

作物の栄養と生育>V ストレス耐性,品質と作物栄養

一酸化窒素の病害抵抗性への関与

開始ページ: 作物栄養V+6の58

執筆者: 渡辺和彦杉本琢真大塩哲視吹田憲治山形裕士

執筆者所属: 東京農業大学兵庫県立農林水産技術総合センター兵庫県立農林水産技術総合センター神戸大学神戸大学

備 考: 執筆年 2009年

記事ID: d202003z

見出し

 1.硝酸カルシウムによるダイズ茎疫病抑制効果 ・・・〔1〕
 2.作物における硝酸イオンの酵素誘導作用 ・・・〔3〕
 3.作物における一酸化窒素の働き ・・・〔5〕
  (1) 硝酸還元酵素は一酸化窒素(NO)も生成する
  (2) 作物の病害抵抗性誘導へのNOの関与
 4.人体におけるNOの働き−生成,代謝,機能 ・・・〔6〕
  (1) NOの生成,代謝,機能
  (2) NOから生成した硝酸の行方 ・・・〔8〕
 5.作物におけるcGMPの遺伝子発現調節機構
  (1) 全身獲得抵抗性誘導におけるNOの働き
  (2) cGMPとファイトアレキシン合成系・アントシアニン合成系の活性化 ・・・〔9〕

キャプション

第1図 ダイズ茎疫病に対するB5培地の影響
第2図 B5培地4グループのダイズ茎疫病の発病率への影響
第3図 多量要素構成塩のダイズ茎疫病への影響
第4図 各種無機元素のダイズ茎疫病発病抑制効果
第5図 CaCl2とCa(NO3)2の菌糸伸長への直接影響
第6図 サチユタカにおけるCa(NO3)2の発病抑制効果
第1表 ダイズ茎疫病の発病率(%)に対するカルシウム濃度の影響
第7図 植物体カルシウム含有率と茎疫病の発病率
第8図 窒素源としての10mM NH4と0.1mM NO3の相乗効果(N処理後15日目)
第9図 窒素源としての1,5,10mM NH4と0.1mM NO3の相乗効果(N処理後16日目)
第10図 植物における亜硝酸からのNO生成系
第11図 植物病原菌とNO,細胞死,抵抗性遺伝子発現の関係
第12図 人体におけるNO(一酸化窒素)の生成と代謝
第13図 バイアグラの作用部位
第14図 NOとcGMPのシグナル作用
第15図 ファイトアレキシンとアントシアニン合成系へのcGMPの作用部位
第16図 ファイトアレキシンとアントシアニン合成系に含まれる酵素遺伝子の発現に及ぼすcGMPの影響

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