『現代農業』1992年3月号 294ページ~299ページ(ページ数:6)

タイトル

子とり・肥育・乳牛ツメ切り(削蹄)で牛と経営を同時に改善

経営に即ハネ返るツメ切りの効果

執筆者・取材対象: 宇津田嘉弘

見出し

●憂うべき牛のツメの現状●削蹄の必要な牛が多い 実例から◎繁殖障害と関係する蹄形異常◎肥育効果を落とす蹄形異常●ツメ切りの大きな効用◎性質が温順となり、取り扱いやすくなる◎自然の肢勢・蹄形を保ち、蹄のすわりがよくなる◎歩様は安全軽快で踏みつけは確実となる◎牛の3大疾病を未然に防止できる◎蹄底の圧迫や血まめによるびっこを治し、また予防できる◎増体がよくなり泌乳量も増える◎牛の使役年限が伸びる◎牛の運搬中に起こる体重の減量や事故を少なくする◎肥育牛の増体は順調で、肉付きがよい◎と殺時の放血状態が良く、枝肉価格が高い●子牛削蹄の留意点◎体、蹄が小さく、動きが大きい◎鼻環をつけていないので保定に注意◎肢を上げる高さが違う◎牛体が汚れている牛はとくに注意◎変形蹄の子牛もいる◎蹄が軟らかい◎子牛削蹄用の道具の使用が望ましい

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