『農業技術大系』作物編 第8巻 宮城・冬期湛水水田+1~宮城・冬期湛水水田+8(ページ数:8)

水田の多面的利用>事例編>人を引きつける水田空間活用

水鳥とイネと人が共生する冬期湛水水田の多面的利用法 ―雑草抑制・肥料減で,より自然を生かした稲作技術へ― 宮城県田尻町 冬期湛水水田

開始ページ: 宮城・冬期湛水水田+1

執筆者: 岩淵成紀呉知正行稲葉光國

執筆者所属: 仙台市科学館日本雁を保護する会民間稲作研究所

備 考: 執筆年 2001年

記事ID: s238002z

見出し

〈地域の概要〉 ・・・〔1〕
〈冬期湛水水田の取組みの経緯〉
 1.乾ききった冬場に自然を取り戻したい
 2.農業へのメリットも予測して ・・・〔2〕
〈冬期湛水水田の取組みの概要〉 ・・・〔3〕
 1.湛水水田を訪れた水鳥の数の推移
 2.湛水水田を訪れた水鳥の行動
   (1)ガン類
   (2)ハクチョウ類 ・・・〔4〕
 3.除草・施肥効果の期待
〈多面的利用の実際と技術〉 ・・・〔5〕
 1.冬期湛水水田の選択
 2.湛水水田の抑草効果
 3.湛水水田の施肥効果 ・・・〔6〕
 4.冬期湛水水田を生かす不耕起栽培 ・・・〔7〕
   (1)トロトロ層をつくる水張りっぱなし
   (2)水田の土全体をボカシにする
〈まとめと今後の課題〉 ・・・〔8〕

キャプション

経営のあらましと多面的活用の概要
第1図 水田に揚水するポンプと湛水した水田の初期のようす
第1表 冬期湛水水田調査地点
第2図 1999~2000年シーズンの冬期湛水水田を訪れたハクチョウ類とマガンの数
第3図 冬期湛水水田と乾田でのマガンの行動調査
第4図 冬期湛水水田でくつろぐマガン
第2表 冬期湛水水田の雑草調査(2001年4月23日 宮城県田尻町)
第5図 冬期湛水による除草効果
第3表 冬期湛水水田の雑草調査結果(1998/1999 石川県加賀市)
第4表 冬期湛水水田による施肥効果
第6図 水鳥(カモ)の施肥効果
第5表 カモ類の施肥効果について(1998/1999調査)

トップへ戻る