『現代農業』1989年8月号 141ページ~149ページ(ページ数:9)

タイトル

消費税への怒りを真の税制改革へ結びつけよう(1)

緊急提案 消費税 いくら「見直し」をしても不公平が拡大するだけだ

国民の総意により消費税は廃止できる

執筆者・取材対象: 富岡幸雄

見出し

●消費税への怒りの矛先が変えられている!-大蔵省のシナリオ通りの見直し論◎消費者の怒りをバックに新聞、テレビの宣伝でいっきに盛りあがった「見直し論」●消費税の見直し論は恐ろしい本質的な欠陥から目をそらすためのものだ◎問題とすべきことは消費税の恐ろしい本質的欠陥●消費税のもつ不公正さは容認できるものではない-竹下前首相のいう懸念は現実のものとなる○1.弱い者いじめの逆進性○2.生活必需品にも課税する苛酷さ-売上税よりひどい消費税○3.ぜいたく品にも生活必需品にも同率で課税する不合理さ○4.放漫財政への危険が大きい○5.不公平税制の是正が放置される○6.カルテル体質による物価高のおそれ●不公平を拡大する消費税は廃止するしか道はない◎見直し論のなかみはこうなる◎いくら手直ししても不公平さは直らない!●めざめた国民の意志の表現で消費税は廃止に持ちこめる

トップへ戻る