グリーンアスパラガス・露地栽培 | ○万全な土つくりと大苗の適期定植で2年目から収穫開始 ○簡易な手づくり資材で倒伏防止 ○適期防除で秋期の生育量確保 | 北海道名寄市 伊藤孝義(62歳) |
ホワイトアスパラガス・ハウス立茎作型での遮光フィルム被覆法による栽培 | ○春季に遮光フィルム被覆法を用いてホワイトアスパラガスを収穫し,夏季にグリーンアスパラガスを収穫する作型を実施 ○アスパラガス定植前年に有機物を40t/10a投入し,定植後も毎年3t/10aをハウスに投入する土つくりを実施 北海道夕張郡栗山町 大坪竜樹(49歳) |
降雪地帯での通年被覆型パイプハウスを利用したアスパラガス立茎栽培 | ○十分な灌水量を可能にする,透・排水性を重視した圃場整備 ○堆肥マルチで土壌を適湿に保ち生育促進,かつ雑草防除に役立てる ○晩秋まで水分・肥料切れを起こさず茎葉の養分転流を最大限有効化 北海道檜山郡厚沢部町 前田秀幸(35歳) |
3作型・8品種の組合わせで大規模経営 | ○ハウス半促成長期どり+露地長期どり+ハウス遮光栽培(ホワイト) ○浅い作土層の水田転作畑,排水対策と定植前の可能な限りの地力向上 ○大型機械の活用と共同選果施設の利用で規模拡大を達成 福島県喜多方市 株式会社ファーム・山口(山口比佐男) |
ウェルカム,ゼンユウガリバー・雨よけハウス栽培 | ○関東地域における大規模経営の先駆け ○立地条件を生かした栽培・出荷体系の確立 ○有機物の有効利用による地力増強 栃木県大田原市 佐藤憲一(72歳) |
利根沼田地域におけるアスパラガス伏込み促成栽培 | ○1年株養成法による年内どり ○早期定植による根株養成期間の確保 ○夏秋トマトとの組合わせによる冬期の労力活用 群馬県沼田市 小林修一(71歳) |
ウェルカム・長期順次立茎栽培 | ○病巣のこまめな排除と有機物マルチ・土壌改良で茎枯病を克服 ○段階的施設化と機械化で無理のない経営 ○直売と系列共同出荷の組合わせで作業効率と利益率の向上 | 長野県埴科郡坂城町 瀧澤民雄(65歳) |
トンネルを利用した生食用ホワイトアスパラガス栽培 | ○安定した常時暗黒環境下で生食用ホワイトアスパラ周年供給 ○「銀河の貴婦人」で商標登録,坂城産ホワイトアスパラガスをブランド化 ○高付加価値化を目指し,栄養成分と機能性成分を分析 | 長野県埴科郡坂城町 坂城町明日の農業を考える会 |
グリーンアスパラ施設(ハウス・雨よけ)栽培 | ○3~5月,6~10月出荷,収量1,400kg ○春どりを早めに打ち切り,立茎をしながら夏秋どりに移行する長期どり栽培 ○圃場条件による灌水方法(通路灌水と株元への灌水)の選択で多収を実現 | 長野県下伊那郡豊丘村 池田達雄(70歳) |
全期立茎栽培で長期収穫 | ○抜く・焼く・覆うと雨よけフルオープンハウスで茎枯病を克服 ○耕畜連携による土つくり,環境にやさしい栽培技術でエコファーマー認定 ○加工品の開発と道の駅など直売所での販売 | 広島県三次市 大前憲三(73歳) |
さぬきのめざめ・枠板式高うね栽培 | ○ハウスの通風・風抜けが良く病害が減少 ○作土層の浅い圃場で根域を確保 ○作業性の向上と省力化で複合経営に取り入れやすい | 香川県まんのう町 田辺 文男(59歳) |
ウェルカム・ハウス半促成長期どり栽培 | ○佐賀県アスパラガス反収日本一,5tどりの先駆者 ○徹底した土つくりによる安定生産の継続 ○記録的豪雨・冠水からの復活 佐賀県神埼市 内川安馬(69歳) |
県内で初めてゼンユウガリバーを導入して高品質多収栽培(反収4t超) | ○水田に客土・堆肥を投入して土壌改良,高うね栽培 ○やや晩生の品種特性を踏まえて,やや遅めの立茎 ○秀品率と収量を高めるこまめな水管理 佐賀県武雄市 中尾太輔(48歳) |
ウェルカム・ハウス半促成長期どり栽培 | ○地域資源のリサイクルを活かした定植前の土つくり ○排水対策の徹底とIPM(総合的病害虫防除)への取組み ○平均反収4tを超える優良農家の栽培管理事例 | 長崎県壱岐市 JA壱岐市アスパラガス部会・山下浩明(55歳) |
ウェルカム・グリーンアスパラガス・ハウス半促成長期どり栽培 | ○春どりと夏秋どりをあわせて反収6t ○灌水が十分できる排水良好な圃場の選択と土壌管理 ○親株の力が十分にあるうちに立茎させて素質のよい親茎を揃えて夏どりも安定多収 | 長崎県南島原市 綾部誠(69歳) |