2025年3月10日、自然と仲のいい農業をめざすすべての農家に向け、『みんなの有機農業技術大事典』(共通技術編・作物別編 2分冊)が農文協から刊行されました。循環型で持続可能な農業に向けて農家や研究者が磨き上げてきた技術の集大成となる本書の刊行を記念し、著者を講師とした連続講座を開催します。

この連続講座では、事典にとりあげられた広範なテーマのなかから、今話題沸騰中の「耕さない農業」を深掘りします。草・ミミズ・微生物が土を育ててくれる、新しい不耕起栽培のやり方と可能性とは……?
★ 詳細や申し込み方法はこちらをご覧ください ⇒開催概要 ★
(※終了した講座についてもアーカイブ動画で販売しております)
来る3月26日(水)14:00~16:00に開催予定の第3回講座のテーマは「不耕起栽培×ソーラーシェアリング ミミズも大活躍!」です。
『現代農業』2025年3月号で大活躍、『ミミズの農業改革』(みすず書房)などの著書もある土壌生態学者・金子信博先生と、ソーラーシェアリングによる耕作放棄地再生に不耕起栽培を組み合わせた実践を展開する「市民エネルギーちば」の東光弘さんによるコラボ。ミミズをはじめとする生き物、そして太陽光の力を活かしきる、これからの再生型農業とは……?

またルーラル電子図書館にも、両氏の記事が収録されていますので、以下いくつかご紹介します。よろしければご覧ください。
●金子信博氏
・ミミズの気持ちがわかるかな?(『現代農業』2025年3月号)
・「耕さない」農法の可能性 有機栽培へのムリのない転換も(『現代農業』2023年10月号)
・山の斜面に復活した畑 町の人たち50人を惹きつけた耕さない農業?(『季刊地域』2022年夏号)
●東光弘氏
・使い切れない農地 ソーラーシェアリング+有機栽培で資源化(『季刊地域』2021年秋号)
・ソーラーシェアリングは「太陽光発電ビジネス」にあらず(『季刊地域』2022年冬号)
・ソーラーシェアリングは「農の風景」になるか(『季刊地域』2024年秋号)
2025/3/13