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愛知県・JAあいち豊田のみなさん

自動車産業の町で進む「都市と農山村の共生」への取り組み

 地産地消で小さな農家の所得を確保しながら、JAでは市と連携して、新規就農者の育成や貸し農園などの取り組みにも力を入れている。  豊田市には、高度経済成長期に全国から自動車関連会社へ就職した市民が多く定住しており、まもなく迎える団塊世代の定年退職は、年間2、3000人規模になるといわれている  そんななか、平成12年度に定年退職者や女性を対象に「生き活き農業塾」を発足させ、そして平成16年には、市とJAが共同で、就農希望者に対して研修や農地の仲介などを行なう「豊田市農ライフ創生センター」を開設した。非農家が農業に参入しやすくするために、農地法の規制緩和(農地の権利取得後の経営面積下限を、現行の40a以上から10a以上とする)を盛り込んだ「農ライフ創生特区」(構造改革特区)の申請を県と共同で行ない、認定を受けた。来年にはいよいよ卒業生がでる。

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