【現地参加・オンラインOK】昨年12月に能登半島地震をテーマにした本をそれぞれ上梓し、今も能登の現状を発信しつづける二人のジャーナリストによる特別対談イベントを9月26日(金) 18:30~20:00に開催します。
★ 詳しい日程や申し込み方法などはこちらをご覧ください ⇒ 開催概要 ★

2024年元日の能登半島地震から1年半あまりを過ぎ、地元では公費解体や、集落の集団移転なども始まっています。
石川県穴水町下唐川(しもからかわ)地区では、公営住宅に転用が可能な「石川モデル」と呼ばれる仮設住宅が建設されるなど、全国初の試みもなされています。
ですが「復旧・復興」とは、どのような形であれば実現したといえるのでしょうか。

『能登のムラは死なない』(農文協、第40回農業ジャーナリスト賞受賞)の藤井満さんと、『能登半島記(未完)』(時事通信出版局)の前口憲幸さん。能登の今を追い続けている二人のジャーナリストが対談します。司会には同じく能登にゆかりの深い農ジャーナリストの小谷あゆみさんを迎えます。今年(2025年)2月に農文協農業書センターで開催した藤井さん・前口さんによる好評の対談イベントの第2弾です。
震災以前から能登と深くかかわり続けてきたお三方の視点を通して「能登からはじまる未来への入り口とは」「地域にとってほんとうに必要な復興とはなにか」を語り合います。
●講師 ———————————————————-

奥能登の農山漁村集落を訪ねてまわり、『能登の里人ものがたり』(2015年、アットワークス)、『北陸の海辺自転車紀行』(2016年、あっぷる出版社)を出版。そのほか単著に『石鎚を守った男』(2006年、創風社出版)、『僕のコーチはがんの妻』(2020年、KADOKAWA)、『京都大学ボヘミアン物語』(2024年、あっぷる出版社)などがある。

北陸本社報道部で警察司法キャップや石川県政キャップ、遊軍キャップ、ニュースデスクなどを務め、さまざま調査報道にも取り組んできた。
2023年3月から七尾支局長。被災した支局で地震取材を指揮している。
●司会:小谷あゆみ氏(農ジャーナリスト)

地域と都市をつなぐ農ジャーナリスト。野菜をつくる「ベジアナ」として、農ある暮らし、都市と農村のフェアな関係を発信。アグロエコロジー、農の多面的な価値などをテーマに、講演・取材活動。農林水産省 世界農業遺産等専門家会議委員。
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またルーラル電子図書館にも、藤井満氏による記事が収録されていますので、以下ご紹介します。あわせてご覧ください。
・能登の復興に「あるくみるきく」を省略するな(リレーエッセイ「意見異見」 現代農業2025年2月号)
・『能登のムラは死なない』その後 震災・豪雨……それでもあきらめない(『季刊地域』2025年夏号)
・報告 能登を忘れない(『季刊地域』2025年春号) ※前述の藤井さん・前口さんによる対談イベントのレポート
2025/9/8