「耕さない農業」連続講座 第2回目 開催のご案内

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 2025年3月、自然と仲のいい農業をめざすすべての農家に向け、『みんなの有機農業技術大事典』(共通技術編・作物別編 2分冊)が農文協から刊行されます。循環型で持続可能な農業に向けて農家や研究者が磨き上げてきた技術の集大成となる本書の刊行を記念し、著者を講師とした連続講座を開催します。

 この連続講座では、事典にとりあげられた広範なテーマのなかから、今話題沸騰中の「耕さない農業」を深掘りします。草・ミミズ・微生物が土を育ててくれる、新しい不耕起栽培のやり方と可能性とは……?

★ 詳しい日程や申し込み方法などはこちらをご覧ください ⇒ 開催概要 ★

 来る2月27日(木)には「大地再生農業の現場から」と題して、連続講座の第2回目が開催されます。

 耕耘をできる限り控え、緑肥を活かして土を被覆し、土の健康を取り戻す「リジェネラティブ農業」。長沼町でこれを実践してきたレイモンドさん夫妻と、そのワークショップ「大地再生の旅」メンバー農家の皆さんが報告します。

『大事典』著者の一人、レイモンド・エップさんが講師(奥さんの荒谷明子さんが通訳)

 リジェネラティブ農業を取り入れたことで土が、作物が、経営がどう変わってきたか? 転換の現場・北海道からの中継です(会場の北海道・美幌町民会館に直接参加することも可能です)。

 ルーラル電子図書館では、雑誌『月刊 現代農業』に掲載されたレイモンドさんの実践記事や連載記事のほか、取材時に撮影したビデオも閲覧することができます。よろしければご覧ください。

・カバークロップとヒツジ放牧で大地再生農業(『現代農業』2023年10月号)

・高温・干ばつ、豪雨に負けなかった 大地再生農業の土を見た(『現代農業』2024年1月号)

・連載「レイモンドからの手紙」(『現代農業』2024年5月号より連載中)

・カバークロップとヒツジ放牧で「耕さない農業」(『現代農業』取材ビデオ 2023年10月号)

2025/1/31