『農業技術大系』作物編 第2-2巻 技+506の8~技+506の20(ページ数:13)
イネ=基本技術(2)>基本技術編>各種の技術体系>独特な発想の技術体系
根優先イナ作(田中方式)-暖地イナ作低収克服のために
開始ページ: 技+506の8
執筆者: 田中義郎
執筆者所属: 山口県・農業技術コンサルタント
備 考: 執筆年 1982年
記事ID: s0220260
見出し
1.栽培上の問題点 ・・・〔1〕
2.根優先イナ作の考え方
(1) 効率よい澱粉生産とバランスよい配分
(1)消耗のない地上部の姿
(2)多窒素が生育を狂わす
(3)栄養のかなめ備蓄澱粉 ・・・〔2〕
(2) 健康な生育の基本は根の活力
(1)吸水力が活力ある生育の保障
(2)根づくりは地力的窒素肥効で
(3)潅水より通気と地温で根を育てる ・・・〔3〕
(4)根の活力でバランスのとれた肥料吸収
(3) 根優先のイナ作の施肥体系 ・・・〔4〕
(1)地力窒素を生かした施肥設計
(2)暖地では前半少肥,後半多肥
(3)多収は多肥・追い込みのきくイネで ・・・〔5〕
3.収量構成要素と技術目標
(1) 健康第一に穂数確保
(1)根量,受光からみた目標穂数
(2)意味のない早期茎数確保
(3)つなぎ肥の積極的位置づけ ・・・〔6〕
(2) 太茎と穂肥多肥で籾数確保
(1)ゆっくりした分げつで太茎に
(2)穂肥多肥で穂を大きく
(3) 根の活力維持で登熟向上 ・・・〔7〕
(4) きれいな黄化で倒伏防止
4.栽培方法の実際 ・・・〔10〕
(1) 育苗
(2) 元肥と前期追肥
(1)元肥 ・・・〔11〕
(2)追肥
活着肥
中間追肥
つなぎ肥
(3) 穂肥,実肥
(1)穂肥
(2)実肥 ・・・〔12〕
(4) 水管理
キャプション
第1図 燐酸の吸収曲線と収量
第2図 収量の高いイネは幼穂形成期の前に燐酸吸収のピークがある
第1表 栽培設計基準
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