『農業技術大系』作物編 第1巻 本+172~本+190(ページ数:19)
V 戦後の稲作技術(2)
開始ページ: 本+172
執筆者: 五十嵐憲蔵
執筆者所属: 千葉大学
備 考: 執筆年 1975年
記事ID: s010062x
見出し
3.稲作技術の地域差と階層差 ・・・〔1〕
(1) 土地生産性からみた地域差
(1)近畿段階と東北段階の逆転
(2)地域差逆転の要因 ・・・〔2〕
(3)佐賀県と青森県の稲作 ・・・〔4〕
a.米つくり運動の成果
b.多収品種の採用と追肥技術 ・・・〔5〕
(2) 労働生産性からみた地域差
(1)10a当たり労働時間
a.労働時間減少の地域差
b.地域農法と対応する省力作業部門 ・・・〔6〕
(2)労働10時間当たり収量 ・・・〔7〕
a.30年代後半から収量較差増大
b.省力化による収量較差の拡大
(3) 稲作技術の階層差 ・・・〔8〕
(1)上層農家ほど早い新技術導入
(2)農基法が助長した階層差 ・・・〔9〕
(3)規模別の技術対応の諸傾向 ・・・〔10〕
4.稲作技術の指導と普及 ・・・〔11〕
(1) 普及指導事業の推移と役割
(1)農業改良普及事業の発足
(2)官民一体の米つくり運動 ・・・〔12〕
(3)生産調整で混迷する技術指導
(2) 農民技術の創案と普及 ・・・〔13〕
(1)米作日本一の表彰
(2)農民的栽培法 ・・・〔14〕
a.黒沢式稲作法
b.大井上式栄養周期法
c.酵素農法 ・・・〔15〕
d.その他の特殊栽培法
(3)農民的研究グループの成果
a.寒河江式稲作法
b.片倉式稲作法
(3) 官製技術と農民技術 ・・・〔16〕
(1)地域に合った修正,組立てが必要
(2)経営・技術の漸進的調整が必要 ・・・〔17〕
キャプション
第33表 稲作10a当たり収量の地域別推移
第34表 稲作の地域別・年次別堆厩肥施用量
第57図 わが国での水稲10a当たり収量の推移
第35表 品種・深層追肥を中心とした稲作技術の発展コース(青森県)
キーワード:シモキタ\レイメイ\ムツニシキ
第36表 地域別稲作10a当たり労働時間の推移
第58図 年次別,地域別,作業別10a当たり労働時間
キーワード:予措・苗代\耕起・整地\元肥・追肥\田植え\除草\灌排水・防除\稲刈り・稲扱き\籾乾燥・籾摺り
第37表 稲作機械利用面積割合の推移
第59図 労働生産性の推移
第60図 稲作10a当たり労働時間と収量の府県別分布
第38表 稲作技術形態の耕作規模別比較(山形)
第39表 稲作10時間当たり収量の作付規模別変化
第40表 地域別の課題試験地別実施状況
第41表 各県の米つくり運動のスローガン
第42表 米作日本一受賞者の収量と技術概要
キーワード:前沢篤介\西村丈作\土肥敏夫\大川義則\樽見一郎\川原宗市\上楽 菊\百瀬貫一\藤森栄吉\北原 昇\加藤金吉\工藤雄一\小池政之\農林29号\大土8号\短銀坊主\千本旭\ベニセンゴク\金南風\新3号系\農林41号\オオトリ\ふ系55号
第43表 稲作の生産方式別所要労働
キーワード:種子予措苗代\耕起整地\施肥\田植えまたは播種\除草\用排水・管理\稲刈り\脱穀,籾摺り\移植・手刈り\直播\湛水直播\コンバイン\刈取機
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