『農業技術大系』果樹編 第1-1巻 技+447~技+456(ページ数:10)

カンキツ>基本技術編>生理障害と栽培技術上の重要病害

IV 潮風害とその対策

開始ページ: 技+447

執筆者: 宮田明義

執筆者所属: 山口県大島柑きつ試験場

備 考: 執筆年 1992年

記事ID: k0111440

見出し

 1.潮風害の実態 ・・・〔1〕
  (1) 被害の実態からみた分類
  (2) 被害の品種間差異
  (3) 地域・園地条件による差異 ・・・〔2〕
  (4) 栽培条件による差異
 2.被害程度と対策の立て方の判断
 3.台風直前の対策 ・・・〔3〕
  (1) 枝の折損,倒伏防止
  (2) かいよう病の予防
  (3) 水源,動力源の確保 ・・・〔4〕
 4.被災直後の対策
  (1) 被害樹の塩分洗浄
  (2) 枝折れ,倒伏樹などの処理
  (3) 落葉被害樹の摘果 ・・・〔5〕
   (1)葉・果実が枝に枯れ付いた樹
   (2)ほとんどの葉・果実が落下した樹
   (3)ほとんど落葉,果実は残った樹
    9月上旬までの被害
    9月中旬~10月中旬の被害
    10月下旬以降の被害 ・・・〔6〕
   (4)部分的な落葉および果実の被害
  (4) 薬剤散布 ・・・〔7〕
   (1)かいよう病防除
   (2)貯蔵病害防止
   (3)散布を中止する薬剤
  (5) 施肥
   (1)液肥の葉面散布
   (2)秋肥の施用
  (6) 枝幹の日焼け防止
  (7) 防寒
  (8) 敷わら・潅水 ・・・〔8〕
 5.次年度の対策
  (1) 施肥方法
  (2) 剪定方法 ・・・〔9〕
  (3) 病害虫防除
   (1)かいよう病
   (2)黒点病
   (3)害虫防除
  (4) 改植,大苗育成方法

キャプション

第1図 風上側の被害が甚だしい状態
第2図 接ぎ木後の年数と落葉・器官枯死との関係(1991)
第3図 樹体の被害程度と回復度
   キーワード:改植\樹勢回復
第1表 樹体の被害程度と年内の技術対策
   キーワード:摘果\葉面散布\日焼け防止\着色剤\腐敗防止剤\秋肥\防寒\敷わら
第4図 被塩した温州ミカン幼木を水洗するまでの時間と落葉率,葉内塩分含量との関係
第5図 散水量と散水時間が温州ミカン葉の効果に及ぼす影響
第6図 散水方法,散水量と温州ミカン葉の除塩効果
第2表 被害程度別の摘果処理と樹体の枯込み(1991)
   キーワード:果梗枝枯死\枝枯れ\細根枯死\枯死根最大径
第7図 枝の枯死と細根枯死との関係における品種間差異
   キーワード:清見\青島\宮内伊予柑
第3表 被害程度別の摘果処理と果実品質(1991)
   キーワード:着色\糖度\クエン酸\果形指数
第5表 敷わらの方法と温州幼木の寒害
   キーワード:旧葉\新葉
第4表 各種葉面散布剤が葉の緑化,浸透圧に及ぼす影響(1991)
   キーワード:尿素\総合液肥\海藻抽出液\パクロブトラゾール
第8図 不織布,わらによる被害樹の防寒
第6表 定植時の管理方法が新梢生長に与える影響(1989)
   キーワード:春枝\夏枝\保水剤\蒸散抑制剤\液肥\ビニールスカート
第9図 スカーティングによる大苗育成

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