『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 福島・清野+1~福島・清野+10(ページ数:10)

実際家の施肥と土つくり>樹園地土壌の実例

〈新第三紀層埴土〉 モモ 課題:傾斜地での問題(着果過多による樹の衰弱等)を克服 栽培,生育:収量・品質年々向上。初期旺盛,後半落ちつく 施肥:分施重視で硝安系活用。窒素よりリン酸,カリを多く 有機物:バーク堆肥。ライムギ栽培,刈取り施用 その他:バックホーによる深耕,鶏糞施用。排水路の設置 福島県伊達郡・清野均 (48歳)

開始ページ: 福島・清野+1

執筆者: 鈴木継明

執筆者所属: 福島県伊達農業改良普及所

備 考: 執筆年 1984年

記事ID: d0800980

見出し

〈土壌・施肥をめぐる課題〉 ・・・〔1〕
 1.地域の状況
   (1)地形・土質,栽培の歴史と概況
   (2)収量・品質などに現われた問題点 ・・・〔2〕
   (3)土壌・施肥をめぐる問題点
 2.清野さんの栽培法と土壌管理
   (1)経営,土性,作付けなどの特徴
   (2)収量・品質などの特徴 ・・・〔3〕
   (3)土壌管理の歴史と現状
   (4)栽培法のあらましと生育の特徴 ・・・〔4〕
〈清野さんの土壌診断〉 ・・・〔5〕
 1.生育観察による診断
   (1)土壌・施肥の良否と生育
    開花期~新梢伸長期
    第1果実肥大期
    収穫期
   (2)地域にみられる生育のタイプと土壌・施肥 ・・・〔6〕
 2.圃場のちがいによる対応
 3.土壌の観察による診断 ・・・〔7〕
   (1)土をみて,圃場を歩いて,作業中に
   (2)土壌分析の活用
〈土を守る清野さんのしくみ〉
 1.土壌悪化の原因のとらえ方
 2.土壌管理の考え方と特徴
〈土壌管理の実際〉
 1.土つくりの考え方と実際
   (1)改植園の土つくり ・・・〔8〕
    植付け前
    植付け後
   (2)成木園の土つくり
 2.施肥法の考え方と実際
 3.肥料・資材の見かた,選び方 ・・・〔10〕
 4.今後の課題

キャプション

経営の概要
第1表 清野さんの各モモ園の特徴
第2表 経営と土壌管理の変遷
第1図 モモの生育と作業のあらまし
第2図 収穫されたあかつき
第3表 生育観察による土壌,施肥の診断(昭和59年)
第3図 収穫期のあかつき
第4表 圃場による生育と施肥のちがい
第5表 堆肥,有機物利用の変化
第4図 ライムギの生育状況
第6表 現在使っている肥料,資材
   キーワード:有機果樹1号\硫安\ペレックス\燐硝安加里\硫加\硝安\スミホス\バーク堆肥\油かす\骨粉
第7表 清野さんの等・階級割合(昭和59年度)

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