『農業技術大系』土壌施肥編 第1巻 土壌と根圏IV+125~土壌と根圏IV+130(ページ数:6)
土壌の働きと根圏環境>IV 根と根圏微生物>有用微生物の有効利用技術>1.土壌病害虫対策
サツマイモつる割病(交叉防御による防除)
開始ページ: 土壌と根圏IV+125
執筆者: 小川奎
執筆者所属: 茨城県農業試験場
備 考: 執筆年 1987年
記事ID: d0100930
見出し
(1) フザリウム病とその病原 ・・・〔1〕
(2) 病原性をもたないフザリウム菌 ・・・〔2〕
(3) 交叉防御
(4) 誘導抵抗性 ・・・〔3〕
(5) 植物における防御反応
(6) サツマイモつる割病における誘導抵抗性
(7) 抵抗性の持続期間 ・・・〔4〕
(8) サツマイモでの非病原性菌の使用法 ・・・〔5〕
キャプション
第1図 品種「ベニコマチ」に発生したサツマイモつる割病
第2図 サツマイモつる割病汚染圃場に植え付けられた無処理苗。つる割病によってほぼ全滅している
第3図 サツマイモつる割病汚染圃場に植え付けられた非病原性フザリウム菌を接種した苗。発病をまぬがれ,正常に生育している
第4図 健全なサツマイモの導管内に潜在する非病原性フザリウム菌の菌系
第5図 サツマイモの苗基部切り口に接種された非病原性フザリウム菌。盛んに発芽し,一部は茎柔組織に侵入している
第6図 サツマイモの茎組織上でのつる割病菌胞子の発芽
第7図 非病原性フザリウム菌の接種の方法。菌体懸濁液にサツマイモの苗を一晩浸漬する
第8図 非病原性フザリウム菌の接種菌体濃度およびサツマイモ苗浸漬時間を異にしたばあいのつる割病抑制効果
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