『農業技術大系』畜産編 第7巻 基+286の2~基+286の11(ページ数:10)
野シバ草地の造成と初期管理
開始ページ: 基+286の2
執筆者: 上田孝道
執筆者所属: 高知県東部家畜保健衛生所
備 考: 執筆年 1990年
記事ID: c0700620
見出し
1.山地と野シバ草原 ・・・〔1〕
(1) 森林とシバ草原
(2) ススキ草原と野シバ草原の生態
(3) 牛と共存する野シバの草地社会 ・・・〔2〕
(4) 野シバ草地の再評価
2.野シバの適地 ・・・〔3〕
3.人工的な野シバ草地造成方法
(1) 「岡崎氏・野シバ草地造成法」
(2) 共同利用の野シバ草地造成方法(中規模) ・・・〔4〕
(3) 野シバ草地造成技術の考え方 ・・・〔6〕
4.野シバの移植
(1) 移植の適期
(2) 苗の確保(自生の野シバを使う)
(3) 苗シバの必要量(10a当たり1~3平方m) ・・・〔8〕
(4) 苗ほぐし(手や古鎌を使う)
(5) 移植の手順(深く植えること)
5.造成初期の管理と放牧経験牛の活用
(1) 造成初期の留意点と課題
(2) 造成を兼ねた放牧馴致 ・・・〔9〕
(3) 放牧経験牛(「開拓牛」)を使った造成
キャプション
第1図 野シバ標本(採取11月) 上:節間ごとに根と葉を展開 下:生長点が踏み切られたために節間から新たな葡匐茎が発生しだしている
第2図 年次別風乾収量の推移
キーワード:シバ\バヒアグラス\バーミューダ\オーチャード\トールフェスク
第3図 植付け後3年で完成した野シバ型草地
第4図 移植した野シバの年次遷移(高知畜試:標高150~2OOm)
第1表 主要地方系の生育,生産等の年次別経過
キーワード:主茎の伸長量\主茎の分枝数\乾物重
第5図 野シバの移植手順(岡崎氏法)
第6図 牛に可食の草木を食べさせ,不食の草木は人力で刈り取り,シバに太陽の当たる環境をつくる。この労力が残された課題の一つである
第7図 急傾斜の山地に適応変化した牛のスタイル「開拓牛」と称している
第2表 野シバ草地放牧における母牛体重と生時体重
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