『農業技術大系』作物編 第2-1巻 口絵+12~口絵+12(ページ数:1)
登熟期の診断(2) 水管理
開始ページ: 口絵+12
執筆者: 橋川潮
執筆者所属: 滋賀県立短大
備 考: 執筆年 1990年
記事ID: s0210170
見出し
〈中干し後の水管理〉 ・・・〔1〕
〈落水と登熟〉
キャプション
中干しで根の体質が畑イネ的に変わるため,中干し後に水をためると根が弱りやすい
キーワード:上葉が巻く
中干しで根の体質が畑イネ的に変わるため,中干し後に水をためると根が弱りやすい
キーワード:葉が早く枯れる
中干し後に水をためた田でみられる登熟期の根ぐされ
落水していち早く水がぬけた左側と,ぬける水の通り路で最後まで水分があった溝の近くでは,青葉の量がこれほどちがう
溝近くのイネ(右)と溝から遠く落水が早かったイネ(左)
溝近くのイネ(上)は穂軸が青々と生き登熟良好。遠くのイネ(下)は籾に実がつまっていないために,ぴんと立ってしまうものもある
早い落水(左)と遅い落水(右)の根
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