『農業技術大系』果樹編 第2巻 福島・鈴木+1~福島・鈴木+11(ページ数:11)

ブドウ>精農家のブドウ栽培技術

〈巨峰,伊豆錦など〉露地・トンネル栽培 V型2段マンソン仕立て 福島市飯坂町 鈴木常七(70歳)

開始ページ: 福島・鈴木+1

執筆者: 鈴木常七

執筆者所属: 実際家

備 考: 執筆年 1986年

記事ID: k0201740

見出し

〈私の経営〉 ・・・〔1〕
 1.リンゴからブドウへ
 2.私の経営哲学
〈私の技術の特徴〉 ・・・〔2〕
 1.作業が楽で増収が可能
   (1)首,肩がこらず作業が楽
   (2)棚面積がふえて増収が可能
   (3)少ない経費でトンネル栽培が可能
 2.仕立て法確立までの苦闘 ・・・〔3〕
〈苗,土,品種の見かた〉
 1.氏の重視-フリー苗 
 2.育ちをよくする秘策-堆肥づくり ・・・〔4〕
 3.無核化の限界を見定め適品種選択
   (1)積算日照時間の重要性
   (2)施設栽培の安定限界線は黒磯以南 ・・・〔5〕
   (3)眼前のブドウに学ぶ
   (4)弊害多いストレプトマイシン利用
〈栽培技術〉
 1.苗の確保 ・・・〔7〕
   (1)ウイルスフリー苗の購入
   (2)フリー苗からの繁殖
   (3)自園苗の3年生までの養成
 2.成木の整枝・剪定 ・・・〔8〕
   (1)仕立て法の要点  
    太陽光線の活用
    栽植密度
    剪定強度と着房数 ・・・〔9〕
   (2)整枝法の基本
    改良マンソン仕立てとのちがい
    主枝,側枝は自由に延長
    臨機応変の枝梢管理 ・・・〔10〕
 3.巨峰以外の品種での留意点 ・・・〔11〕
    伊豆錦
    赤系大粒品種
    白系大粒品種(主に二倍体)
〈今後の課題〉

キャプション

経営の概要
第1図 V型2段マンソン棚の断面構造
   キーワード:新梢\果房\種枝
第2図 V型2段マンソン棚への誘引のようす
第3図 首・肩のこらない作業姿勢
第4図 どの果房へも日光がよく当たる
第5図 トンネル被覆が容易
第6図 各棚に拡大する方法
   キーワード:結束
第1表 V型2段マンソン仕立てでの栽培暦(ブラック・オリンピア,1980年)
第7図 伊豆錦
第8図 私の徒長しない苗の養成法
   キーワード:副梢\切り戻す\ゴボウ根は切り落とす
第9図 2年目秋の整枝
   キーワード:主枝\亜主枝
第10図 V字棚は平棚より棚面が50%(単純計算)ふえる
   キーワード:葉層\結果枝\幹
第12図 樹冠拡大に隣の棚へ広げていく
第11図 V型2段マンソン仕立てと従来法との比較
   キーワード:結束\強枝\余分な枝
第13図 基本法的な仕立て法
   キーワード:弱い枝\強い枝\マンソン法\樹冠拡大
第14図 整枝法
   キーワード:結果枝\種枝

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