『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 熊本・立山+1~熊本・立山+9(ページ数:9)
〈火山灰土~粘質土〉 イネ(ミナミニシキ)-ムギ 課題:無効分げつの抑制。有効土層の確保でイネ-ムギ安定 栽培,生育:地域平均より100kg多いイネ単収 施肥:元肥減らし全層施肥に。尿素,過石など単肥主義 有機物:鶏糞堆肥,稲わら,ダイズ稈堆肥,自家牛の厩肥 その他:麦作で乾土効果をおさえイネが安定。深めに耕す 熊本県菊池市・立山隆弘 (64歳)
開始ページ: 熊本・立山+1
執筆者: 片野学
執筆者所属: 九州東海大学農学部
備 考: 執筆年 1984年
記事ID: d0801090
見出し
〈土壌・施肥をめぐる課題〉 ・・・〔1〕
1.地域の状況
(1)地形,土質,栽培の概況
(2)イネつくりにあらわれている土壌・施肥上の問題点 ・・・〔2〕
2.立山さんの作物栽培と土壌管理
(1)経営と作付け
(2)稲作
(3)土つくりの歴史,栽培の変遷 ・・・〔4〕
昭和20年代
昭和30年代
昭和40年代
昭和50年代 ・・・〔5〕
〈立山さんの土壌診断〉
1.圃場によるちがい
(1)火山灰土水田 ・・・〔6〕
(2)砂壌水田
(3)粘質土水田
2.土そのものの診断
(1)地力窒素の出かたと裏作の役割
(2)作土の厚さ
(3)作業のなかで感じること ・・・〔7〕
〈二毛作田の変化と土壌管理の課題〉
〈土壌管理,施肥の実際〉
(1)田づくり
(2)有機物の利用
(3)施肥の考え方 ・・・〔8〕
(4)水管理の考え方
(5)肥料・資材の見かた,選び方
(6)今後の課題 ・・・〔9〕
キャプション
経営の概要
第1図 菊池市平坦地における土壌分布と立山さん所有水田の分布
第2図 昭和48~58年における立山さん,菊池市および熊本県の水稲10a当たり収量の推移
第3図 作物の作付体系とイネ,秋・冬作物の作業,イネの生育(立山家No.1水田)(茎数の推移およびヨード反応は菊池農業改良普及所調査による)
第1表 立山さんの稲作経営(昭和58年度)
第2表 昭和58年度の立山さんの水稲構成要素(展示田,標本8株)
第4図 元肥量と根
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