『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 熊本・橋本+1~熊本・橋本+17(ページ数:17)
〈洪積層灰色低地土〉スイカ長期どり栽培 洪積層灰色低地土 課題:長期どりを支える土つくり。独自のトレンチャ農法 栽培,生育:春から秋まで連続どり。低温ぎみで良苗づくり 施肥:基準の2倍量を全量元肥に。追肥なし 有機物:モウソウチク,剪定枝,雑草,未熟牛糞 その他:トレンチャで深耕し,溝に上記有機物を入れる 熊本県植木町・橋本行人 (53歳)
開始ページ: 熊本・橋本+1
執筆者: 畠山裕一
執筆者所属: 熊本県植木町農業協同組合
備 考: 執筆年 1984年
記事ID: d0800350
見出し
〈土壌・施肥をめぐる問題と対応〉 ・・・〔1〕
1.地域の状況
(1)立地条件
(2)農業の概況と歴史
作付けの概要
栽培の歴史
作期の前進とハウスの周年利用 ・・・〔2〕
2.連作障害の実態と対応
(1)土壌の問題点
アンケート調査結果
土壌の化学性の分析
土壌病害虫の発生
(2)連作障害回避への対応 ・・・〔3〕
施肥改善
堆肥づくりの啓蒙 ・・・〔4〕
その他の対応
3.作型と施設
〈橋本さんの栽培法の土つくり〉 ・・・〔5〕
1.橋本さんの横顔
2.橋本さんの栽培法 ・・・〔6〕
3.土壌の特徴と土壌管理 ・・・〔7〕
(1)土壌養分と施肥
(2)土壌の物理性とその改良
独特な深耕法
土壌の物理性と根群分布 ・・・〔8〕
4.苗質と育苗方法
(1)橋本さんの苗の特徴
苗づくり ・・・〔10〕
温度管理
潅水管理
床土づくり
採光対策
5.定植 ・・・〔11〕
(1)定植時期
(2)土壌水分と潅水方法
(3)地温の確保
6.生育中の管理 ・・・〔12〕
(1)栄養生長と生殖生長を統一した管理
(2)ハウス構造と温度管理 ・・・〔13〕
(3)生長段階別管理ポイント
育苗後半 (昼30℃,夜8℃,地温12℃)
定植~本葉4枚(昼35℃,夜15℃)
本葉4枚~10枚(昼35℃,夜13℃)
本葉10枚~交配直前(昼30℃,夜10~12℃) ・・・〔14〕
交配~肥大初期(昼30℃,夜15℃)
肥大中期~後期(昼30℃,夜12℃)
成熟期(昼30℃,夜10℃)
(4)草勢管理と判断 ・・・〔15〕
(5)葉のはたらきと根の活力
7.技術の経営的評価 ・・・〔16〕
(1)生理を基本にした省資源対策
(2)橋本さんの発想と働き方
キャプション
経営の概要
第1表 植木町スイカ圃場での作土の養分の動向
第2表 作付体系別の分析結果(昭和56年H地区)
第3表 土壌の養分含量とスイカ収量(植木町50戸)
キーワード:窒素\リン酸\カリ\石灰\苦土\pH
第4表 施肥基準(kg/10a)
キーワード:コープグリーン\菜種油かす\CDU単体\燐硝安加里S811\苦土重焼燐\水マグ\CDUS488\炭酸苦土石灰\CDU064
第1図 春夏野菜の作型
第2図 施設の種類
キーワード:大型トンネル\1号型単棟ハウス\6号型連棟ハウス
第3図 植木町農協のスイカ栽培暦
キーワード:ネマエイト\臭化メチル
第4図 スイカ果実の肥大速度の比較
第5図 4番果までのとり方
キーワード:1番果\2番果\3番果
第5表 橋本さんの収穫過程(収量合計12.9t/10a)
第6図 橋本式トレンチ
第7図 1~5年目の深耕位置
第6表 昭和57年,土壌分析結果(スイカ跡地土壌7月)
第8図 粗大有機物施用と土壌硬度(山中式:mm)
第9図 トレンチャ溝に伸長した根群
第7表 苗試験結果とりまとめ表
キーワード:わき芽\マメ葉\葉面積\変形花\若苗\徒長苗\老化苗
第10図 収穫時期の動き
キーワード:若苗\徒長苗\老化苗
第11図 定植直前の苗
第8表 床土の材料
キーワード:若苗\徒長苗\老化苗\赤土\ダイズがら\わら\牛糞\田表土\チップ\籾がら\人糞
第9表 床土の化学性(使用後)
第12図 定植前15日の苗床
第13図 地温の経過と生育
キーワード:展開葉
第14図 定植のしかた
第15図 ハウス内の温度管理経過
第16図 ハウスの構造
第17図 定植10日後
第18図 定植20日後
第19図 定植30日後(交配期)
第20図 1番果の収穫直前
第10表 葉分析の結果(交配期)
第21図 ビニールの使用方法
第11表 スイカ萎凋株の溢泌液調査
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