『農業技術大系』畜産編 第8巻 本体+628の2~本体+628の10(ページ数:9)
酪農・経産牛90頭,育成牛30頭 ○EM菌活用技術によるハエの発生,悪臭の緩和 ○良質堆肥生産により地域農家との連携 ○環境整備により病気発生の軽減 茨城県小川町 大貫博文(41歳)
開始ページ: 本体+628の2
執筆者: 天野紀宜
執筆者所属: (財)自然農法国際研究開発センター
備 考: 執筆年 1995年
記事ID: c0801180
見出し
〈ふん尿処理・環境対策をめぐる問題〉 ・・・〔1〕
1.地域の状況
(1)地域の特徴
(2)地域でのふん尿処理,環境対策の問題点
2.大貫さんの経営とふん尿処理,環境対策
(1)経営の特徴
(2)ふん尿処理,環境対策の経過と現状 ・・・〔2〕
〈ふん尿処理方法と処理の実際〉
1.EM(救世EM-1)の概要 ・・・〔3〕
2.飼料を救世EM-1で嫌気発酵する方法
(1)EM発酵飼料(通称 ボカシ)をつくる材料 ・・・〔4〕
(2)つくり方
(3)使い方
3.飲水に救世EM-1を投与する方法 ・・・〔5〕
4.牛舎へ救世EM-1希釈液を散布する方法
(1)材料
(2)EM,糖蜜混合希釈液のつくり方
(3)使用方法 ・・・〔6〕
(4)その他
5.牛ふんの処理方法
(1)「牛ふんの堆肥」と「EM発酵牛ふん」との違い
(2)EM発酵牛ふんの有効な利用法 ・・・〔7〕
(3)使い方
6.導入のねらい
〈処理産物の特徴と活用〉 ・・・〔8〕
1.処理産物の品質評価
2.処理産物の利用法
〈ふん尿処理,環境対策コストと課題〉
1.今後の課題 ・・・〔9〕
〈飼養技術の特徴〉
1.搾乳牛の飼養管理
2.育成の技術
3.牛群の更新・改良
キャプション
経営の概要
第1図 大貫牧場全景
第2図 パーラー舎。ヘリングボーン・ミルキング・パーラ6頭ダブルシステム。搾乳時間1回120頭で1時間20分
第1表 施設
第2表 現有機械
第3図 施設の配置図
第3表 米ぬか,ふすまを利用した方法(大貫さんの例)
第4図 EM発酵飼料をつくる撹拌機
第5図 EM発酵飼料を発酵させる密閉容器。発酵のでき具合をみている
第4表 希釈液のつくり方
第5表 栃木県K牧場
第6図 どの牛を見てもふんが体についていない
第7図 タイヤローダーで,前回かき残したふんがすでに発酵を始め,ところどころ白い菌が出ている
第8図 タイヤローダーで出したふん。出したときすでに発酵し白い菌糸を出している
第9図 「EM発酵牛ふん」の生を3t入れ無農薬でできたイチゴ。香り,ツヤ,糖度が抜群,増収した
第10図 同じ日に植えたインゲン。右が「EM発酵牛ふん」使用。左は化成肥料使用。双方平均的なところを採取。葉の厚み,根のはりが違う
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