『農業技術大系』畜産編 第1巻 応+41~応+51(ページ数:11)
農耕馬1頭(役利用) 畜力を最大限に生かす輪作体系を樹立,畑作経営安定 鹿児島県揖宿郡頴娃町 小原幸夫さん(49歳)
開始ページ: 応+41
執筆者: 東郷球雄
執筆者所属: 鹿児島県頴娃農業改良普及所
備 考: 執筆年 1978年
記事ID: c0101470
見出し
〈経営のしくみと農耕歴〉 ・・・〔1〕
1.別府地区の特色
2.小原さんの経営のしくみ
3.小原さんの農耕馬歴 ・・・〔2〕
台地畑作農業経営を引き継ぐ
単一作物から複合経営へ
地力つくりと収益の増大
農耕馬利用の経済性
〈小原さんの技術の特徴〉
1.農耕馬利用のポイント
土地条件の整備
農耕馬の能力をつかむ ・・・〔3〕
輪作体系の確立
作式の改良と畜力用機械の工夫
2.飼養技術のポイント
馬の健康と維持
飼料の調達と給与
3.馬の導入のポイント ・・・〔4〕
4.調教のポイント
〈技術の実際〉
1.畜力用農機具の装備と利用
2.輪作体系と畜力利用 ・・・〔6〕
栽培体系
作式の改善
作業別の畜力能力 ・・・〔7〕
作物別利用時間
3.農耕馬飼養管理
農場残滓の飼料化
飼料の給与量
使役労働時期の給与 ・・・〔8〕
4.導入と調教技術
農耕馬の導入
調教の技術
5.日常の管理 ・・・〔9〕
給餌の仕方
運動と手入れ
6.糞尿の処理
7.農業施設と機械装備
〈私の今後の課題〉
サツマイモとナタネ作の不安定
集約的で生産性の高い作物の導入 ・・・〔10〕
労働力の配分
農場残滓の貯蔵
〈経営と生活〉
家族構成と労働力
生活
経営収支
今後の抱負 ・・・〔11〕
キャプション
経営の概要
キーワード:火山灰土壌\シラス
第1表 作物の栽培面積と生産量
第1図 耕地の位置(数字は面積:a)
第2図 運搬用四輪馬車
第3図 馬利用の装着具
第4図 在来型の福岡式犂
第5図 イモ犂
第6図 輪作体系
第7図 作付体系
第2表 畜力利用の作業別能力
第3表 作物別畜力利用時間
第8図 サツマイモ跡ナタネの植付け法
第9図 ナタネの土寄せ作業
第4表 主要な農場残滓の産出量(kg)
第5表 時期別・労働別の飼料給与例(1日1頭当たりkg)
第6表 主要機械と施設
第7表 主要作物の生産性と所得
第8表 農業収支の実績
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