『農業技術大系』果樹編 第4巻 基+19~基+39(ページ数:21)
樹体の形態と生理
開始ページ: 基+19
執筆者: 福井博一
執筆者所属: 岐阜大学
備 考: 執筆年 1998年
記事ID: k13401zz
見出し
1.カキ樹の一生 ・・・〔1〕
(1) カキ樹の生育の特徴
(1)自然樹形は高木性で主幹形
(2)頂部優勢性が強い
(3)栽培で用いられている樹形 ・・・〔2〕
(2) 若木と成木のちがい
(1)若木生長の特徴
(2)樹齢と果実生産力の変化 ・・・〔3〕
(3)若木の果実生産力が高い理由
(3) 低樹高化,わい化の手法 ・・・〔4〕
(1)主枝あるいは主幹の切戻しによる方法
(2)わい性台木を利用する方法
(3)切戻しと誘引を併用する方法 ・・・〔5〕
(4)根域制限による方法
(5)わい化剤による方法
(6)その他の方法
2.年間の生育過程
(1) 年間の樹の生長
(1)枝梢の生長
結果枝の生長
未結果枝の生長 ・・・〔6〕
2次生長
(2)従来いわれてきた根の生長時期
(3)生長活性からみた根の生長時期
(4)根の細胞分裂と地温との関係 ・・・〔7〕
(5)黒色根と白色根の役割のちがい ・・・〔8〕
(2) 体内栄養の周期 ・・・〔9〕
(1)葉内無機成分の変動
(2)果実内無機成分の変動 ・・・〔10〕
(3)果実内有機成分の変動
(3) 養分の吸収特性とその配分 ・・・〔13〕
(1)樹体養分消長試験(ボックス栽培)の概要 ・・・〔14〕
(2)窒素の吸収 ・・・〔15〕
(3)吸収された窒素の樹体内での分配
(4)リン酸の吸収
(5)吸収されたリン酸の樹体内での分配 ・・・〔16〕
(6)カリウムの吸収
(7)吸収されたカリウムの樹体内での分配
(8)カルシウムの吸収と樹体内での分配 ・・・〔17〕
(9)マグネシウムの吸収と樹体内での分配
(10)糖の樹体内での消長 ・・・〔18〕
(11)デンプンの樹体内での消長
3.葉の形態と生理
(1) 葉の組織形態
(1)葉の形態的特徴
(2)光合成に関与する葉の組織
(2) 葉の発育と光合成能力 ・・・〔19〕
(1)葉の発育機構
(2)内部組織の発達と光合成 ・・・〔20〕
(3) 光合成能力と環境要因
キャプション
第1図 カキ本来の自然樹形は高木性で主幹形
第1表 カキの品種による自然樹形のちがい
キーワード:直立性\中位\開張性\下垂性
第2図 カキの低樹高栽培,わい化栽培での樹形
第3図 カキ1樹当たりの年次収量の推移
第2表 成木,若木の果実生産力
キーワード:収量\果実数\果実の階級別比率\結果母枝数\1年生枝数\結果枝数\葉数\葉果比
第3表 樹齢のちがいと樹体の生長
キーワード:林積\総新梢長\葉数\若木\成木
第4表 若木と成木での葉の大きさ,厚さ
キーワード:葉面積\葉長\葉幅\柵状組織の厚さ\海綿組織の厚さ
第5表 時期別の葉の乾物重の増加量と呼吸量
キーワード:成木\若木\葉中水分
第6表 カキわい性樹の形態的特性
キーワード:幹周\樹冠占有面積
第4図 ニュージーランドでの切戻しと誘引を併用した低樹高栽培の樹形
第5図 カキの地上部,地下部の発育周期
第6図 根先端での細胞分裂頻度の季節変化
第7図 カキのハウス栽培と露地栽培における根端細胞での細胞分裂頻度と地温の季節変化
第8図 ハウス栽培,露地栽培での3月から7月の地温と根端細胞での細胞分裂頻度との関係
第9図 ハウス栽培,露地栽培での8月から10月の地温と根端細胞での細胞分裂頻度との関係
第10図 生長期のカキの根
第11図 白色根と黒色根における細胞分裂の季節的変化
第12図 ハウス栽培と露地栽培の白色根と黒色根の根端における細胞分裂頻度の季節的変化(1991)
第13図 ハウス栽培,露地栽培での3月から7月の地温と白色根との関係
第14図 カキハウス栽培および露地栽培での根端白根の割合,新梢伸長,果実発育の季節変化
第15図 カキ富有の葉の乾物重当たり養分含量と1葉当たり養分含量の変化
キーワード:窒素含量\カリ含量\リン酸含量\マグネシウム含量\カルシウム含量\出葉後週数
第16図 カキ富有の受粉後の果実(果肉,果皮,種子すべて)中乾物重当たり養分含量と1果当たり養分含量の変化
キーワード:窒素含量\カリ含量\リン酸含量\マグネシウム含量\カルシウム含量\受粉後週数
第17図 果実内有機成分の季節的変化(富有)
キーワード:糖含量\ブドウ糖\果糖\ショ糖\有機酸含量\可溶性タンニン含量\デンプン含量\アスコルビン酸含量\クエン酸\リンゴ酸
第7表 カキのボックス栽培での1990年から1993年の施肥管理
キーワード:キッポ青\アミノキッポ
第18図 茎頂培養で培殖した苗をボックス栽培
第19図 カキ3年生樹と4年生樹の器官別総窒素含有量の季節変化
キーワード:葉および果実\主幹および側枝\根
第20図 カキ3年生樹と4年生樹の器官別総リン酸含有量の季節変化
キーワード:葉および果実\主幹および側枝\根
第21図 カキ4年生樹の器官別総カリウム含有量の季節変化
キーワード:葉および果実\主幹および側枝\根
第22図 カキ4年生樹の器官別総カルシウム含有量の季節変化
キーワード:葉および果実\新梢,主幹\根
第23図 カキ4年生樹の器官別総マグネシウム含有量の季節変化
キーワード:葉および果実\主幹および側枝\根
第24図 カキ3年生樹と4年生樹の器官別糖含有量の季節変化
キーワード:葉および果実\主幹および側枝\根
第25図 カキ3年生樹と4年生樹の器官別デンプン含有量の季節変化
キーワード:葉および果実\主幹および側枝\根
第26図 カキの葉の組織系とくに柵状組織と海綿状組織,細胞間隙の発達(葉肉断面)
第27図 カキの葉重(生重)の季節変化
第28図 カキの光合成速度の季節的変化
第29図 葉温がカキの光合成速度に及ぼす影響
キーワード:みかけの光合成速度\真の光合成速度
第30図 葉温がカキ・平核無の光合成速度に及ぼす影響
第8表 各種果樹の光補償点および光飽和点
©1996-2013 Rural Culture Association Japan. All Rights Reserved.