『農業技術大系』土壌施肥編 第5-1巻 畑+216の17の1の8~畑+216の17の1の15(ページ数:8)
臭化メチルの施用量削減・放出量抑制技術
開始ページ: 畑+216の17の1の8
執筆者: 小原裕三
執筆者所属: 農林水産省農業環境技術研究所
備 考: 執筆年 1999年
記事ID: d105023z
見出し
(1) 臭化メチルの規制と代替技術 ・・・〔1〕
(1)全廃間近の臭化メチル
(2)代替技術の経済性評価
(2) 現行の臭化メチル土壌くん蒸方法 ・・・〔2〕
ホットガス法
コールドガス法
ハウス全面くん蒸法
機械式注入法
移植位置毎施用法
(3) 臭化メチルの放出速度・放出量を左右する要因
(1)不確実だった臭化メチルの放出割合
(2)気温と日射が放出変動の主因
(3)温度で左右される被覆資材のガス透過 ・・・〔3〕
(4) バリアー性フィルムによる放出抑制
(1)バリアー性フィルムの使用
(2)バリアー性フィルムの放出抑制効果 ・・・〔4〕
(3)バリアー性フィルムの経費 ・・・〔5〕
(5) そのほかの放出抑制技術
(1)漏洩を防ぐ被覆方法
(2)被覆期間の延長 ・・・〔6〕
(3)夏期の処理を避ける
(4)夕方,曇天日の施用
(5)遮光資材の利用
(6)被覆資材と水封を組み合わせた方法 ・・・〔7〕
(7)深土壌注入法
(8)臭化メチル分解微生物の利用
(9)薬剤による分解,捕集
(6) 今後の課題 ・・・〔8〕
キャプション
第1表 臭化メチルの規制スケジュール
第2表 大気中臭化メチルの収支(千t/年)
キーワード:土壌くん蒸
第1図 土壌くん蒸した臭化メチルの放出速度と積算放出量割合の推移(1997年3月,農業環境技術研究所)
キーワード:遮光
第2図 土壌くん蒸した臭化メチル放出速度と積算放出量割合の推移(1996年9月,農業環境技術研究所)
キーワード:遮光
第3図 バリアー性被覆資材を用いた場合の臭化メチルの放出速度の例(1997年4月,農業環境技術研究所)
第4図 バリアー性被覆資材を用いた場合の臭化メチルの積算放出割合の例(1997年4月,農業環境技術研究所)
第3表 臭化メチルに対する各種生物の感受性と土壌くん蒸(被覆1週間)に必要な土壌中平均濃度
キーワード:高等植物\ダニ類\昆虫類\センチュウ類\菌類\バクテリア\ウイルス\暴露濃度\暴露時間
第5図 バリアー性被覆資材を複数回利用するときの1回当たりの資材経費(例:オルガロイフィルム)
キーワード:臭化メチル
第6図 従来の被覆資材を複数回利用するときの1回当たりの資材経費(例:農ポリ)
キーワード:臭化メチル
第7図 遮光シートの温度上昇抑制効果(例)
キーワード:被覆資材直下温度\外気温\PE\PVC\Tyvek\シルバーポリトウ\黒色寒冷紗
第4表 遮光による臭化メチル放出量抑制効果
キーワード:PE\Tyvek\マスバランス
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